テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ キャロルが流れるころに ~

2024-11-14 22:03:27 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 かぜにィ~ごようじんッ!なのでスよゥ」

「がるる!ぐるるがるぐる~!」(←訳:虎です!気温のせいだね~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 急に喉がイガイガしてきたので、耳鼻咽喉科へ!

 処方していただいたお薬を飲んだらスッキリしました~♫

 気分も快復したところで、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― mr partner 2024年 12月号 ――

 

 

 現在発売中の『ミスター・パートナー12月号』は、

 《ブロンテ時代のクリスマス》を特集しています。

 

「えいこくのォ~くりすますゥ!」

「ぐるがるぐるがるる!」(←訳:絵になる光景だよね!)

 

 クリスマスの情景や文化が描き込まれた

 英国の文学作品……ってもう、

 本当に数え切れないほどです。

 

 ミステリ作品では、

 ドイル卿の『青い紅玉』、

 ”聖なる季節”の定番といえばこれ!な

 C・ディケンズさんの『クリスマス・キャロル』。

 

 いずれも、ヴィクトリア朝に著された作品であり、

 ブロンテ姉妹――

 シャーロット・ブロンテさん(『ジェイン・エア』)、

 エミリー・ブロンテさん(『嵐が丘』)、

 アン・ブロンテさん(『アグネス・グレイ』)

 の御三方もまた、

 19世紀のヴィクトリアン カルチャーの流れの中に

 生きたひとでした。

 

 巻頭の特集ページ

 《ブロンテ時代のクリスマス(Christmas in the Brontë Period)』

 では、もちろん、

 ブロンテ家の姉妹が過ごしたクリスマスについて

 解説されているんです、けど……。

 

「おもしろいィ~のは、こッちィ!」

「がぅるるるぐるるる!」(←訳:ディケンズおじさん!)

 

 同じ特集の中には

 ディケンズさんのページもあって、

 その内容の奥深さに感嘆させられます。

 

 貧しく、苦しいことばかりだった少年時代。

 新聞記者を経て、作家の道へ。

 そして、

 『クリスマス・キャロル』で

 一世を風靡することとなったディケンズさん。

 

 彼の作品に流れるテーマは、

 

  《貧しさは、罪なのか?》。

 

「ううむゥ……!」

「ぐるるがるるる?」(←訳:なんて現代的な!)

 

 産業革命が進むにつれ、

 社会構造が変化し、

 貧富の差が拡大してゆく19世紀。

 

 21世紀の現代と、

 あまりにも似通っているヴィクトリア朝の英国で、

 ディケンズさんが物語を介して

 訴えようとしたのは。

 

「いつもォむねにィ~」

「がるるるるるぐるるる!」(←訳:クリスマスのこころを!)

 

 特集ページだけでも充分に読み応えがある

 『ミスター・パートナー』最新号、

 他にもユニーク&楽しい情報が

 た~くさん載っています。

 英文学好きな活字マニアさんは、

 書店さんの雑誌コーナーで見かけたら、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

コメント
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