テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ スタイル、自在に ~

2024-11-20 22:03:44 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 かうんどだうんッ、はじまッてまスゥ~!」

「がるる!ぐるぅるーがる!」(←訳:虎です!ボジョレー解禁!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 2024年のボジョレーヌーヴォー解禁日は、11月21日。

 新酒好きな方々の笑顔を横目に、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― スタイルを見つける ――

 

 

 著者は原由実子(はら・ゆみこ)さん、

 2024年7月に発行されました。

 雑誌『an an』の創刊に参加し、

 『クロワッサン』『婦人画報』『エル・ジャポン』『和樂』等で

 スタイリストとして活躍する原さんによる

 エッセイ集です。

 

「おようふくゥ、あれこれッ!」

「ぐるがるるぐるるる!」(←訳:身の周りのあれこれ!)

 

 収録されているエッセイ24篇は、

 『朝食』に始まって、

 『スニーカー』へ続き、

 『好きな色』や『バンダナ』、

 『大きなテーブル』、

 『泳ぐ、歩く』……

 といった具合に、

 衣服、意匠、生活を題材に

 あちらこちらへ楽しく跳躍します。

 

 似合う色って何だろう?

 と考える

 『好きな色』『きれいな色』『ピンク』。

 

 コロナ禍の中、

 生活のリズムをあらためて見直す

 『衣食住』。

 

「あさごはんッ、たいせつゥなのでス!」

「がるるるるぐるる!」(←訳:食いしん坊であれ!)

 

 こういうの読みたかった!

 と感激してしまうのは、

 『されどTシャツ 2 』

 『ジバンシィとオードリー』

 『シャネル』。

 

 スタイリストを生涯の仕事としてきた

 《衣服のプロ》の眼に

 超一流デザイナーさんの服づくりは、

 どのように映るのか――

 

 『されどTシャツ 2 』では

 ジョルジョ・アルマーニさんの

 ユニフォームとも言える濃紺のTシャツに、

 『シャネル』では

 ココ・シャネルさんの着こなしのセンスに、

 『ジバンシィとオードリー』では

 デザイナーのユベール・ド・ジバンシィさんと

 まだ無名に等しかった時代の

 オードリー・ヘップバーンさんについて、

 原さんが思うこととは。

 

「あれはァ、すてきだッたよねェ~!」

「ぐるるるるがるる!」(←訳:サブリナのドレス!)

 

 原さんの私物や、

 ご自宅の内部を撮影した写真もあって、

 私ネーさ、本棚を写した一葉に

 じ~っと見入ってしまいました。

 

 衣服に、本棚に、暮らしの隅々に覗かれる

 原さん独自の選択や思索。

 アート好き&ファッション誌好きな方々、

 エッセイ好きな活字マニアさんにおすすめですよ。

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

コメント
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