「こんにちわァ、テディちゃでス!
♪てんつくてんッ、ぴィ~ひゃららッ♪」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!お祭りだよ~!)
こんにちは、ネーさです。
はい、そうです!お祭りです!
私たちの地元・東京の八王子市では、
今日8月5日~7日の3日間は《八王子まつり》なんです♪
多摩地域にお住まいのお祭り好きさんは
八王子に遊びに来てくださいね。
では、テンツクテンと響く祭囃子を聴きながら
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 若冲原寸美術館 ――
監修は辻惟雄(つじ・のぶお)さん、太田彩(おおた・あや)さん、
2016年4月に発行されました。
『100%Jakuchu!』と英語題名が付されています。
「またまたァとうじょうゥ、じゃくちゅうゥおじさんッ!」
「ぐるるがる~?」(←訳:今度は何だ~?)
GWの観光シーズン、
上野のお山に大行列を作らせた伊藤若冲さんの展覧会は
まだ記憶に新しいところ、ですね。
展覧会に合わせて、
今年の初めあたりから若冲さん関連の書籍が
続々刊行され、拙ブログでも御紹介してまいりましたが……
↑こちらの御本『原寸美術館』は、
若冲さんに関する美術評論書の中でも、
なっかなかに独創的な、
いえ、独走しちゃってる傑作!
「げんすんッ、なのでスッ!」
「がるるぐぅるる!」(←訳:縮小版じゃない!)
絵画を、原寸で見る。
なぁんだ、そんなの、
美術館に行けば見られるじゃん?
と、お考えの方々、
甘い、甘過ぎますぞよ。
美術館で展示されていたとしても、
絵画と私たち鑑賞者の間は、
大抵の場合、
ガラスケースで隔てられています。
「ちかよれェないィでスゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:人垣もあるし!)
ですから、
ガラス越しではなくて“間近で観る”なんてこと、
美術館の学芸員さんか修復の専門家さん以外の人間には
実質的に不可能なのです、けれど。
現代の印刷技術が、
不可能の壁に挑んでくれました!
「げんすんだいィでェ、いんさつゥ!」
「がっるーる!」(←訳:すっごーい!)
実物の《動植綵絵》全30幅と
同じサイズの、花、鳥、虫に蛙――
図録や画集に掲載されている縮小版からは読み取れない、
原寸大の“画面”からのみ窺える
精巧精細な筆致には息を呑みます。
小さな黒い点には、実は足がある!虫だったんだわ!
白いスズメの嘴のピンク色が可愛い!
鯛のウロコの、ああ、なんと見事な均一っぷり!
「じゃくちゅうゥおじさんッ、こまかすぎィまスッ!」
「ぐるがるるるぐるるるる!」(←訳:その細かさがいいところ!)
白鳳の尾羽の、曲線一本一本の、
なんたる美しさ……
この御本には、
若冲さんの研究家として名高い辻惟雄さん、
《動植綵絵》を所蔵する宮内庁三の丸尚蔵館の太田彩さんによる
解説文も収録されているのですが、
それでもやはり、
“見る”ことに徹したい、
“見る”ことに集中したい、
特異とも言える画集です。
「じィ~くりィ、みてもォ~」
「がっるるぐるるる!」(←訳:ちっとも飽きない!)
若冲さんの作品を観たことがある方々も、
まだ見ておられぬ方々も、
書店さんのアート本コーナーでこの御本を見かけたら、
さあ、手に取って、確かめましょう。
ひとりの画師さんが精魂を込めた、
その精華、その志を。
「おすすめェでスよゥ!」
「ぐる~!」(←訳:ぜひ~!)
♪てんつくてんッ、ぴィ~ひゃららッ♪」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!お祭りだよ~!)
こんにちは、ネーさです。
はい、そうです!お祭りです!
私たちの地元・東京の八王子市では、
今日8月5日~7日の3日間は《八王子まつり》なんです♪
多摩地域にお住まいのお祭り好きさんは
八王子に遊びに来てくださいね。
では、テンツクテンと響く祭囃子を聴きながら
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 若冲原寸美術館 ――
監修は辻惟雄(つじ・のぶお)さん、太田彩(おおた・あや)さん、
2016年4月に発行されました。
『100%Jakuchu!』と英語題名が付されています。
「またまたァとうじょうゥ、じゃくちゅうゥおじさんッ!」
「ぐるるがる~?」(←訳:今度は何だ~?)
GWの観光シーズン、
上野のお山に大行列を作らせた伊藤若冲さんの展覧会は
まだ記憶に新しいところ、ですね。
展覧会に合わせて、
今年の初めあたりから若冲さん関連の書籍が
続々刊行され、拙ブログでも御紹介してまいりましたが……
↑こちらの御本『原寸美術館』は、
若冲さんに関する美術評論書の中でも、
なっかなかに独創的な、
いえ、独走しちゃってる傑作!
「げんすんッ、なのでスッ!」
「がるるぐぅるる!」(←訳:縮小版じゃない!)
絵画を、原寸で見る。
なぁんだ、そんなの、
美術館に行けば見られるじゃん?
と、お考えの方々、
甘い、甘過ぎますぞよ。
美術館で展示されていたとしても、
絵画と私たち鑑賞者の間は、
大抵の場合、
ガラスケースで隔てられています。
「ちかよれェないィでスゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:人垣もあるし!)
ですから、
ガラス越しではなくて“間近で観る”なんてこと、
美術館の学芸員さんか修復の専門家さん以外の人間には
実質的に不可能なのです、けれど。
現代の印刷技術が、
不可能の壁に挑んでくれました!
「げんすんだいィでェ、いんさつゥ!」
「がっるーる!」(←訳:すっごーい!)
実物の《動植綵絵》全30幅と
同じサイズの、花、鳥、虫に蛙――
図録や画集に掲載されている縮小版からは読み取れない、
原寸大の“画面”からのみ窺える
精巧精細な筆致には息を呑みます。
小さな黒い点には、実は足がある!虫だったんだわ!
白いスズメの嘴のピンク色が可愛い!
鯛のウロコの、ああ、なんと見事な均一っぷり!
「じゃくちゅうゥおじさんッ、こまかすぎィまスッ!」
「ぐるがるるるぐるるるる!」(←訳:その細かさがいいところ!)
白鳳の尾羽の、曲線一本一本の、
なんたる美しさ……
この御本には、
若冲さんの研究家として名高い辻惟雄さん、
《動植綵絵》を所蔵する宮内庁三の丸尚蔵館の太田彩さんによる
解説文も収録されているのですが、
それでもやはり、
“見る”ことに徹したい、
“見る”ことに集中したい、
特異とも言える画集です。
「じィ~くりィ、みてもォ~」
「がっるるぐるるる!」(←訳:ちっとも飽きない!)
若冲さんの作品を観たことがある方々も、
まだ見ておられぬ方々も、
書店さんのアート本コーナーでこの御本を見かけたら、
さあ、手に取って、確かめましょう。
ひとりの画師さんが精魂を込めた、
その精華、その志を。
「おすすめェでスよゥ!」
「ぐる~!」(←訳:ぜひ~!)
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