テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 《家》へとつづく道 ―

2011-10-11 23:26:42 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 金木犀の香りもやや薄れ、その代わりに、嗅覚を刺激するものは……
 銀杏の実! うわわ~!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むむッ、ちょッとォ、くちゃいィッ!」
「がるる!がるぐるるがる!」(←訳:虎です!うんうん、匂うね!)

 ここ東京都・八王子の秋の名物は、
 黄色く色づく甲州街道沿いのイチョウ並木。
 しばらくは銀杏の芳香に悩まされそうですが、
 我慢ガマン……と唱えながら、さあ、読書タイ~ム!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  


 
             ―― フジモリ式建築入門 ――

 
 
 著者は藤森照信さん、2011年9月に発行されました。
 画像でお分かりのように、新書であるこの御本は、サイズこそ小判ですが、
 内容はみっちり濃厚です!

「にゅうもんしょォ、なのにィ??」
「がるぐるるがる?」(←訳:ハイレベルなの?)

 読みやすく、初心者さんにも分かりやすいのに、
 高質で、なおかつ斬新に建築学を語る――
 これは、実はとても難しいことなのです。

 以前に聞いた御話なのですが、
 建築というのは、非常に『学問化しにくい学問』なのだとか。
 他の学問と比較してみますと、
 物理学の場合では、
 
 ニュートン力学があって→アインシュタインの理論が生まれた

 とうように、
 《必然》が《進展》を招きます。

 では、建築の場合は?

「あうゥッ??」
「がるっぐるがるるぐるっ?」(←訳:えっと、どうなるのっ?)

 時代ごとの建築の変遷を決定するのは、
 《必然》ではなく、
 《流行》や《好み》と言えるのではないでしょうか。

 ルネサンスの建築なんて、
 まるで古代ギリシャ、いえいえ、本気で古代ギリシャ!な復古路線です。
 見方によっては、ルネサンスよりも前のゴシック調建築のほうが、
 近代都市建築に近い、とさえ思えます。
 なぜ、いきなりギリシャに戻っちゃったのか――
 それは、ヒトの好み、当時の人々の嗜好が、
 古代ギリシャを選んだから。

 そう、建築を左右するのは、
 ひとのこころ、
 これがいい!こっちのほうが好きだ!という人間の感情なのです。

「うむゥ~、それはァ、ややこしィッ!」
「がるぐるがるぐるるる!」(←訳:心理学になっちゃう!)

 我らが建築探偵こと藤森さんは、第一章で述べておられます。
 
  “懐かしい”

 このしみじみした感情の力が重要なのだ、と。
 そうして、

   建築の本質は“美”

 と断言します。
 これは明治の日本で活躍した建築家ジョサイア・コンドルさんの

  “建築の本質は実用ではなく美である”

 という言葉を引用したものです。
 
 《美》を判定するのが《感情》であり《ひとのこころ》であるならば、
 《ひとのこころ》の動きに多くを委ねられた『建築』分野ほど、
 数値化&方程式化しにくい学問はないでしょう。

「いちだんとォ、ややこしィッ!」
「がるるぐるぐる~る~」(←訳:方程式なんてムリ~)

 人類最初の建築から、
 欧州の建築の歴史、
 日本の建築が辿った変化・変転に至るまで、
 藤森さんは果敢に挑みます。
 歴史の流れの上に、
 未来の建築は、見えてくるのか――

 10月11日の今日、
 震災から7ヶ月が過ぎました。
 建築について、
 ヒトが住まう容れものの在りかたについて、
 さらには、町、都市のかたちについて、
 日々、私たちは考えを巡らさずにはおれません。
 復興とは、何なのか――
 新しく町を創造するとは、
 どういうことなのか――
 より良い『住まい』『家』『建築』を、
 どうやって見つけ出せばよいのか――

 失われた《町》を悼み、
 新しい《町》のために祈りたくなる
 誠実な文章で綴られた建築入門の一冊、
 ぜひ一読を!

「よいおうちがァ、できますようにッ!」
「ぐるがるるぐる!ぐるるる!」(←訳:きっと見つかる!と信じて!)


 
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その本屋さんへは、叡電に乗って。

2011-10-10 23:13:09 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 夕空にきれいなお月さまが浮かぶ今日10月10日……
 9日夜には急な大雨となって、どうなることかと心配いたしましたが、
 祝日は、やっぱり晴れでなくちゃ♪♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はんぷくゥよことびッ!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!筋力測定っ!)

 ……インドア派の私ネーさのハートにグサリと突き刺さる御言葉、ありがとうございます。
 はい、インドア派はインドア派らしく、
 スポーツの秋なれど読書タイム敢行!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  


            
             ―― 本屋の窓からのぞいた{京都} ――


 
 著者は恵文社一乗寺店の皆さん、2010年11月に発行されました。
 『恵文社一乗寺店の京都案内』と副題が付されています。
 
 活字マニアの皆さまには、あらためて説明の必要もなかろうかと存じますが、
 恵文社さんは、
 本屋さんの枠を超えた本屋さん。
 2008年には英国ガーディアン紙で
 “世界のブックストアベストテン”に選出されたこともある
 全活字マニアあこがれの本屋さんですね♪

「うむッ、テディちゃもォ、ひょうばんはァ、かねがねッ♪」
「がるぐるるるぐるがるるる!」(←訳:行ってみたい本屋さん№1だよ!)

 恵文社のスタッフさんは、

 “本にまつわるあれこれのセレクトショップ”

 と、御自身のお店を形容しておられます。
 
 一般書店さんで扱っているのと変わりない書籍、
 一般書店さんではまず見かけることのない絶版本、
 アーティストさん自作の冊子、
 本屋さんに合うBGMのCD、
 年末年始に行われる古書の即売イベントなどなど。
 たくさんの顔を持つ恵文社一乗寺店さんは、
 なるほど、
 セレクトショップと呼称するのが
 いちばん似合っているのかもしれませんね。

「えほんもォ、いいねッ♪」
「がるるぐるがる!」(←訳:マンガもあるよ!)

 そんな恵文社一乗寺店さんの窓に映るのは、
 名所旧跡とはちょっと異なる京都。
 京都に住まう地元の人なら知っている、
 でも観光客さんにはあまり知られていない風景や、
 一乗寺界隈に在って
 恵文社のスタッフさんたちが日頃から親しんでいるお店。

 そして、恵文社さんに係わりのあるクリエイターさんたちも
 紹介されています。
 
「こうやッてェ、さいこうのォほんやさんはァ、つくられるゥッ!」
「がるるるぐるがるぐる♪」(←訳:さりげなくカッコいいね♪)

 ステキにカッコ良く、
 本好きを魅了してやまない本屋さんが造った御本からは、
 京都という町への大きな愛情も感じられます。
 本が好きで~京都が好きで~♪な活字マニアさん、
 何処かにいい本屋さんはないか?とお探しの方々に、
 これだ!と
 おすすめしたい一冊ですよ!

「しゃしんもォ、いいあじィ、だしてまスゥ!」
「がるぐるがるるるぐーる!」(←訳:では、叡電に乗って、出発進行ー!)
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これがなくちゃ!の《逸品》尽くし。

2011-10-09 23:12:09 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 うわわわ運動会で筋肉痛になっちゃった~という御方は、
 はい、お疲れさまでした♪

「こんにちわッ、テディちゃでス! 
 きんにくつうにはァ、すとれッちィ!
 ふァいッ! いッちィ、にィッ!」
「がるる!ぐるぐるがるるるがるーる!」(←訳:虎です!マッサージも効くよー!)

 疲れてぐったり、今日はもう家でぐうたらするぞ~♪と、
 そんな振替休日や祝日には、読書タ~イム!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  


 
              ―― 戦士の逸品 ――


 
 編者はテレビ東京報道局の皆さん、2011年7月に発行されました。
 この御本は、2009年10月から2010年5月にテレビ東京・BSジャパンで放送された
 『戦士の逸品』をもとに編まれたもので、
 携帯サイト限定で紹介されている戦士たちの『チカラめし』も併載されています。

「せんしィッ??」
「ぐるがるるぐるがるるるー?」(←訳:職業軍人さんじゃないよねー?)

 ええ、『戦士』とは、いわば企業戦士さんですね。
 それも、戦士さんたちの中の戦士さん――
 企業のトップに立つ社長さん・会長さん・CEOさんたちが、
 ビジネスの上で、
 いざ!というときや、
 ここが踏ん張りどころだ!という状況、
 ここさえ乗り切れば!といった山場で、

  コイツがオレを支えてくれる!
  コレがオレに初心を思い出させてくれる!
  これがあるからいまのオレがある!

 そんな『逸品』を、お披露目してくれました。

 登場するのは、29人の『戦士』さんと、
 29の『逸品』、
 そして、
 戦士さんたちがここぞという時に食べる『戦士のチカラめし』も29品。

「ほほゥッ! こうきゅうなァ、しなものォ、でスかッ♪」
「がるるぐるがるがるっ♪」(←訳:それに御馳走だよねっ♪)

 おそらくは高~いお給料をいただいている社長さんたちの『逸品』、
 さぞかし高級な品物なのでしょうね、と
 想像してしまいます。
 けれど、意外なことに。
 
 確かに、あります、物凄く高級で高価な『逸品』が。
 また対照的に、
 あらっ?そう高価でもないわね?な『逸品』も、
 社長さんたちの愛用品になっていたりするのが、
 なんとも微笑ましいところです。

 例えば。
 『フレッシュネスバーガー』で知られるフレッシュネス社長の栗原さんの『逸品』は、
 三角スケール。
 定規です。

 味の素CEOの伊藤さんの『逸品』は、
 『漢字の成立ち辞典』。
 辞書ですね。

「ふァ~、じしょッ?」
「がるぐる~?」(←訳:定規なの~?)

 『逸品』の尺度は、金額ではないようです。
 昔から使い続けているもの、
 若き日のお給料を注込んでやっと手に入れた思い出の品、
 偶然に出逢ったもの、
 友人さんや知人さんが人生の節目に贈ってくれたもの――

 『逸品』を携え、
 戦士さんたちが向かうのは、
 はたして、どのような戦場なのか――

 一般的なビジネス書の類よりは、
 ずいぶんとソフトで、
 ビジネス書かぁ~どうなんだろなぁ~と先入観を持っていた私ネーさも、
 良い意味で予想を裏切られ、
 楽しく読ませていただきました。
 ビジネスマンの方々はもちろん、
 雑貨大好きな女子さんたちにもおすすめしたい一冊ですよ~♪

「しゃしんもォ、いッぱいィ、のッてまスゥ~♪」
「がるぐるるるるぐるがるるぐる♪」(←訳:『逸品』もいいけど『チカラめし』もね♪)

 《美味しいごはん》好きな御方も、ぜひ一読を! 
 
  
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ゆるキャラ発見・ホリディ編♪

2011-10-08 23:14:18 | 美味

 じゃじゃーん!

  

 じゃじゃ……おっとと、失礼しました、
 こんにちは、ネーさです。
 ↑上の画像は、10月7日にJR八王子駅緑の窓口前で行われていた
 『秋田た・び・ご・ろキャンペーン』での
 秋田県観光事業公式マスコットキャラクター《ちびっコなまはげ がおたくん》です!
 ようこそ、がおたくん!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ……ちびッこォなまはげェ~????」
「がるる!ぐるぐるがるるるるぐる?」(←訳:虎です!ちびっ子にしては巨大な?)

 はいはい、細かいことは言いっこなしで~♪
 がおたくんの応援には、
 じゃじゃじゃーん!

  

 JR東日本の山梨キャラクター《ももずきん》ちゃんも来てくれましたよ♪
 
「ちわッス!」
「がるぐるぅ!」」(←訳:よろしくぅ!)

 現在、復興支援策の一環として、
 東北地方へ旅行する方々に補助金を提供する自治体が増えているようです。
 東京都では一泊につき¥3.000の助成金を支給、
 対象は、岩手、宮城、福島の各県への旅行だそうですが、
 詳しくは旅行代理店の窓口等で御確認を~!

「あきたァにもォ、ゆきたいぞォ!」
「がる~っ!」(←おお~っ!)

 では、旅行会社のパンフレットや
 Webページの復興サポートツアーを見比べながら、
 毎週末恒例!おやつタ~イム!
 本日は、ネーさ弟よりの差し入れ品です!
 これ旨いぜ~♪と、すすめられた新作お菓子は……

  


 『ロッテ』さんの
 《プチブッセ ラムレーズン》!

「むひゃッ♪ ちびけーきィ、おいしそゥ! いただきまスゥ! ぱくくッ!」
「ぐるるるるがるがるぐるぐるる!」(←訳:ボクもいただきますよぅパクッ!)

 はい、私ネーさも、いただきまーす! がぶっ!
 ……ふむふむ、ほおお♪
 ラムレーズンのクリームが美味しいわね!
 ちょっとだけ濃厚なクリームが小さなサイズのケーキによく合います♪
 香りも味も、秋を感じさせるお菓子ですよ。

「ぱくもぐッ、んまいィッ♪」
「がるるるぐるがる~♪」(←訳:おかわりください~♪)

 弟よ、ありがとう~♪な差し入れお菓子、
 ご馳走さまでした!
 さあ、連休です!お休みです!
 皆さま、のんびり穏やかな休日を!

「たのしィ~ほりでィをねッ!」
「がるっ!」
 
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絶滅危惧種ウォッチングは、超絶の旅~!

2011-10-07 23:18:04 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 連休は秋晴れ~♪という予報を聞くと、
 なんだか嬉しくなりますね。

「こんにちわゥ、テディちゃでス! おでかけェびよりィ、だいかんげいッ♪」
「ぐるるー!がるがるがるるるぐる!」(←訳:虎でーす!紅葉も始まりそうだし♪)

 お出掛け予定の御方も
 そうでない御方も、
 秋ですから、ほんのひととき読書タ~イムを!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  


 
             ―― これが見納め ――



 著者はダグラス・アダムズさんとマーク・カーワディンさん、
 原著は1990年に、画像の日本語版は2011年7月に発行されました。
 英語原題は『Last Chance to See』、
 『絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』と日本語副題が付されています。

 前回記事では、
 地図から消えてしまった島々についてのノンフィクションを御紹介しましたが、
 この御本もまた、
 いままさに消えゆかんとしているものを追うノンフィクションであり、
 格調高く悲劇が香る、
 涙、涙のネイチャー・ルポルタージュ……

 だと思ったら、大間違い~っ!

「ふァ?? まちがいィッ??」
「ぐるがるがるるる~っ?」(←訳:どゆことですか~っ?)

 ダクラス・アダムズさん……
 この御名前を目にしただけで、
 一部の活字マニアさんは、
 もしやっ?
 と思われるはず……!
 そうです、その『もしや』、当たってます!

 SF史上に名高い『銀河ヒッチハイクガイド』の作者――
 それが、アダムズ氏。

 一瞬にして地球をスパッと
 まるごと吹き消しちゃう超絶ユーモアSFの作者さんが
 
 『世界一珍しくて世界一絶滅の危機に瀕している動物を見に行く』

 ことを目的に、
 BBCラジオの番組制作を兼ねた旅行に出発するのですから、
  みんな人間がいけないんだ!
  この悲惨な現状をなんとかしよう!
 と声高に叫ぶ《お涙ちょうだいルポ》なんていう
 安易な造りにはなりっこありません。

 もうひとつ打ち明けてしまえば、
 若き日のアダムズさん、
 『モンティ・パイソン』の脚本作家さんのひとりでもあった御方なんです!
 
「ひゃふゥ!
 もんてィぱいそんッ!」
「がるぐるるーっ!」(←訳:あの伝説のーっ!)

 相棒役の動物学者・マークさんと
 天然漫才的にズレた会話を交わしながら、
 アイアイを見物したくてマダガスカルへ。
 世界一太ってて世界一飛べないインコに面会したくて、
 時差にふらつきながらニュージーランドへ。
 絶滅危惧動物よりもヘンテコな現地の動物学者さんたちと会い、
 なぜか、絶滅の瀬戸際にある野生のコーヒーノキを見物する羽目になって。
 コーヒーノキって、樹だけど、
 絶滅危惧動物じゃないんだけど。
 でも、そう、絶滅しかかっているのは、
 動物だけじゃない……。

 悲しいことに、
 著者のアダムスさんは2001年に急逝されました。
 しかし、アダムスさんの作品中でも傑作と賞賛される本書は、
 刊行以来、幾度も版を重ね、
 ロングセラーとなっています。
 
 リチャード・ドーキンスさん(利己的な遺伝子!)による序文、
 つい笑ってしまうキャプションが添えられた写真、
 読み手を圧倒する筆力、
 どれを取っても一流の傑作です!
 この連休は書店巡りでも、とお考えの活字マニアさんに
 ぜひのおすすめ~♪

「もんてィぱいそんッだいすきィ~なァおかたもォ、ぜひぜひッ♪」
「ぐるるがるがるるるーる♪」(←訳:毒蛇好きな御方もぜひー♪)
「どッ、どくへびィッ??」

 入国審査所で怪しまれちゃったり、
 ポンコツ飛行機での空の旅でヨロヨロになっちゃったりするのが好きな御方も、ぜひ~♪

「そんなのォいやでスゥ~ッ!!」

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漕ぎ出せ、名もなき海へ!

2011-10-06 23:07:02 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 先日、JR八王子駅の近くを通りかかったら……人垣??
 線路沿いにカメラを構えた大勢の鉄道ファンらしき人たちが??

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あれはァ、とりてつゥさんッ、でスねッ!」
「がるる!ぐるーぐるがるるるる?」(←訳:虎です!珍しい電車が来るのかなー?)

 どうやら、その日で引退してしまう車両を激写!狙いの人垣だったようですが、
 鉄道ファンの方々の真剣な眼差しにびっくりいたしました。
 消えゆく車両を惜しみ、
 せめてレンズに収めようとするこころざし……
 本日の読書タイムで御紹介いたしますのは、
 こちらも、“消滅”と縁ある一冊です。
 さあ、どうぞ~!

  


 
            ―― 地図から消えた島々 ――


 
 著者は長谷川亮一さん、2011年6月に発行されました。
 『幻の日本領と南洋探検家たち』と副題が付されています。

「えェ~ッ??
 しまッてェ、きえちゃうゥのォ~??」
「がるぐるがるるるぐるっ?」(←訳:爆発しちゃったのかなっ?)

 PCでちょちょいっと検索すれば、
 或いはタブレットPCのアプリをつつーっと操作すれば、
 いまやもう、
 ごく簡単に衛星高度からの高解像写真が閲覧できる時代になりました。
 生まれたときから身近にPCが氾濫している世代にとっては、
 信じられないようなローテクかつアナログな、
 紙の『地図』だけを頼りに、
 広大な大海原を旅していた冒険家たちなんて、
 アホちゃうか~
 と思われることでしょうが……

 《世界》を切り拓いてきたのは、
 彼らローテクの海士たちでした。

 小さなコンパスを手に、
 信用していいのか迷ってしまう伝聞や噂をもとに、
 どんぶらこっこ、と繰り出す先は、
 まっさらな青い海――

「むぽッ♪
 わんぴ-すゥのォ、せかいィでスゥ♪」
「ぐるがるがるるぐる!」(←訳:ルフィが出てきそう!)

 読んでいて驚かされたのは、
 昔むか~しの、『領土』『領有』に対する考え方が
 現代といかに違っているか、でした。

 探検家さんが、島を発見しても、
 遠い本国では、
 それがどうした?
 という態度。
 そんな遠方にある島の領有を宣言したって、
 利潤や利益が大して無いだろう?
 領有のための手続きや巡視なんて、しなくていいよ――

 経済海域だの、海底の油田やガス田だの、
 海すなわち資源とは思ってもいなかった時代には、
 海は《公海》。

 すべての国、すべての人が自由に利用できる海。

「うゥむッ!
 ますますゥ、『しんせかい』のォ、うみィ、みたいィッ!」
「がるるるる!」(←訳:冒険の海だ!)

 冒険家さん、探検家さん、
 山師さんやホラ吹きさん、
 陸地にじっとしていられない人々が船を出した動機は、
 侵略戦争、植民地化、なんてことより、
 アホウドリや、
 グアノ(海鳥の糞から成る優れた肥料)や、
 伝説の宝物……!

 あれは、幻影なのか、
 本物の島影なのか?
 新しい『島』を地図に刻みこむため、
 水平線の彼方へ向かった探検家さんたちの興亡を明らかにする
 意欲的なノンフィクションであるこの御本は、
 歴史好きさん、
 地図マニアさん(←意外に多い!)におすすめですよ~♪

「わんぴーすふぁんさんもォ、ぜひィ~♪」
「がるぐるぐるるがる~!」(←訳:自由な海へ、ようそろ~!)

 この御本のテーマの舞台は
 北太平洋でしたが、
 著者の長谷川さん、
 どうか、いずれは大西洋編も!!
 
 
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新作?インポートお菓子♪も実は…?

2011-10-05 23:12:21 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 急な秋の到来で、ふぅ~、疲れちゃったのでしょうか……

  ああ甘いものが食べたい~っ!
  甘いもの~っ!!

 という次第で、待ち遠しかったのはおやつタ~イム!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 たべよゥ~♪おやつゥ~♪」
「がるる!ぐるるがるる~♪」(←訳:虎です!大歓迎おやつ~♪)

 意見が一致したところで、はいっ、本日は、こちらを、ぱくっとゆきましょう!

  
 
 
 韓国のメーカー『ORION(オリオン)』さんの
 《ダックワーズ》!


 以前に、『マーケット O(オー)』さんのブラウニーをいただいて
 韓国のお菓子って美味しいわね!と感心した私たち、
 今回もわくわくです♪
 韓国版ダックワーズって??
 日本のものと違うのかしら??
 さあ、実食して、真実を解明いたしましょう!
 いただきまーす!

「いッただきまスゥ~! ぱくはむッ!」
「ぐるぐるる~がるる!」(←訳:いただきます~はむむ!)

 おお?(ぱくぱく)日本のダックワーズと……近いけど少し違う~??
 粗めに挽いた何かの穀物が
 生地に含まれているような……?
 全粒粉かしら、コーンパウダーかしら?

「わきゃりませんッ、ぱくぱくくッ!」
「がるぐるるぐる!」(←訳:でも美味しいね!)

 若干、異国の風合いを感じますけれど、
 ええ、美味しゅうございます~♪
 バラエティショップ『ITS’DEMO』さんにて購入しましたこのお菓子、
 お値段は¥390くらいだったでしょうか。
 
 現在よく目にする焼き菓子としてのダックワーズは、
 実は、日本人のパティシエさんが造り上げたものです。
 フランスでは、大きなケーキの底部などに使われることはあったのですが、
 小判型のハンディなお菓子にしてみよう!
 と考え、新たなレシピを完成させたのは、
 三嶋隆夫さん(福岡の洋菓子店『フランス菓子16区』オーナーパティシエさん)!
 ですから、ダックワーズ(ダッコワーズと呼ぶ人もいます)は、
 歴史ある伝統的ななケーキでありながら、
 また同時に、まだ歴史は浅く、新しいお菓子である、とも言えるお菓子なのです。
 近年では、三嶋さんのレシピをもとに
 フランスでも小判型のダックワーズが好評販売中!
 お菓子マニアの嬉し涙を誘うステキなお話ですわね~♪♪

「そォでスねッ、はむはむゥ♪」(←…聞いてません)
「ぐるるっ♪」(←訳:だよねっ♪)
 
 ワールドワイドになった焼き菓子ダックワーズ、
 ご馳走さまでした~♪
 
 ついでのついでに、はいっ、こちらも~!

  

「おおォッ!かぼちゃッ!」
「ぐるるがるがるる!」(←訳:南瓜ランタンだね!)

 週末のお休みまで、もう少し!
 元気なカボチャオレンジから、元気を貰っちゃいましょ~!
 
  
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赤に白い水玉は……幸運のしるし?

2011-10-04 23:20:48 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 愛犬家さんたち&ワンコたちには、お散歩が楽しい季節になりましたね。
 今日はドでかいワンコちゃんをお見かけしましたよ~!
 あの子はグレートデンちゃんかしら?

「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 おさんぽッ、いいでスねッ♪」
「がるる!がるるる~るがるぐるぐる!」(←訳:虎です!大きく尻尾を振って~イチニッ!)

 遊歩道を、公園を、山道を、てくてくてくと……
 おっと、たいへん!
 山道ではこんなモノに会っちゃうかもしれないわ~!というのは、
 はい! たとえば……こんな物件?!?

  



                 ―― きのこ ――


 
 監修は とよ田キノ子さん、2011年9月に発行されました。
 『雑貨、食、写真で楽しむ“きのこカタログ”』と副題が付されたこの御本は――

「わほふッ♪
 テディちゃ、きのこのやまがァ、すきなのでスゥ~♪」
「がる~ぐるがるるるぐるがるがる~」(←訳:え~ボクはたけのこの里が好きだけど~)

 ちぃがいぃますぅ~っ!
 この御本は、お菓子の業界誌でも
 植物図鑑でもありません!
 副題にもありましたように、
 《きのこグッズ》BOOK!
 
 ええっ?
 世の中にはこれほど多種多様なきのこ雑貨が存在するの~?!?

 と、きのこ初心者をびっくり仰天させちゃうマニアな一冊です。

「もしかしてェ……どくきのこォもッ?」
「がる~っ!」(←訳:きゃ~っ!)

 いわゆる『毒キノコ』の代表例、
 といえば、赤いカサに白い水玉のような斑点模様の『ベニテングダケ』が、
 パッと脳裏に浮かびますね。
 この『ベニテングダケ』こそが、
 クリエイターさんの創造力を最もかき立てるキノコであるようです。
 絵本に、陶器のオブジェに、キャンドルに、
 庭園の装飾品に、スカーフの絵柄に、
 調味料入れに、スノードームの中に、と
 あらゆるところに増殖してゆく赤いキノコたち……。

 食べちゃダメ!な『ベニテングダケ』ですが、
 実際には、
 暗い森を背景にしたその姿がとても美しいこと、
 発見できる確率が低いことから、
 幸運のキノコとも呼ばれているんですって。
 そうよね、
 現実には私たち、
 キノコ狩りに行くことなんて
 滅多に無いのですから、
 いっちばん手軽に美しい『ベニテングダケ』に出逢えるのは、
 森ではなくて、
 雑貨屋さんの店頭か、
 切手の中かもしれませんわ。

「ふァ? きッてェ??」
「ぐるがるるるぐるがるる?」(←訳:それって郵便切手のこと?)

 『きのこ図柄の切手』について語ってくださるのは、
 写真評論家の飯沢耕太郎さん!
 きのこ切手コレクターである飯沢さんのコレクションは、
 東欧諸国のもの、フランス、サントメ・プリンシペ民主共和国、
 マダガスカル、ガーナ、などなど……!
 
「おォ! きれいィでスねッ!」
「ぐるるるがるがるるー!」(←訳:これは集めたくなるよー!)

 きのこの本、
 きのこの映画、
 食べられるキノコに関する知識、
 きのこ料理レシピ。
 
 菌類への愛に目覚めちゃうかもしれない愉しいキノコの御本、
 マツタケ収穫のシーズンもたけなわ?のいま、
 キノコ好きさんはぜひ一読を♪

「まつたけェごはんッ♪」
「がるぐる~♪」(←訳:土瓶蒸し~♪)

 私ネーさが、キノコ好き、と聞いて思い出したのは、
 J・R・R・トールキンさん著『指輪物語』でした。
 小さなひと――ホビットたちは、大のキノコ好き!
 闇の王と闘う長い旅路の途上で、
 彼らを慰め、力付けてくれるのは、新鮮なキノコの香り……
 そうそう、『不思議の国のアリス』にも、
 出てきますね、キノコが!
 秋は、愛すべき文学作品にも縁深いキノコの季節、でもあるようです♪
 
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そは永遠の命題なり。

2011-10-03 23:20:53 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 暑いのか寒いのか、はっきりしない今日この頃ですね。

「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 さむいィのでスよゥ!ほッかいどゥではァ、はつゆきィッ!」
「がるる!がるぐるぐるるるぐーる!」(←訳:虎です!でも晴れると暑ーい!)

 はっきりしない季節に比べて、
 本日ご紹介いたしますのは……これ以上はっきりしたテーマは他にないわ!
 という一冊です。
 こちらを、どうぞ~!

  


 
            ―― 【名画】 絶世の美女 ――


 
 著者は平松洋(ひらまつ・ひろし)さん、2011年8月に発行されました。
 『Breathtaking beauties in the masterpieces』と英題名が付されたこの御本は、
 面食い!
 を自認する全活字マニアさんの渇いた心を潤すオアシスと申せましょう~♪

「……めんくいィッ??」
「……がるっ?」(←訳:……美女っ?)

 ええ、そうですよ。
 美女!
 きれいなおねえさん!
 さあ皆さん、正直になりましょう!
 美人なんて嫌いだー!ってヒトは、いますかしら?
 私ネーさ、嫌いじゃありませんわ!
 というより、美人画なんてもう、大好物です~!

「……ネーさはァ、とくしゅなァ、けーすかもッ!」
「がるるっ!」(←訳:かもねっ!)

 えへん、 (←聞こえないふり)
 我が日本には、お江戸の時代より《美人画》なる分野が確立され、
 多くの優れた日本画家さんたちが
 “うつくしいひと”を描くことに心血を注いでまいりました。

 しかし、著者・平松さんは言います――
 『西洋においては美人画が独立したジャンルとはなりませんでした』と。
 それでも、
 画家さんたちは、おそらくは本能で、
 描かずにはいられなかったのです。
 思わず息を呑み、見入ってしまうほど美しいひとの横顔を、
 そのおもざしを、
 はかないたたずまいを……。

 この御本の『展示室』を飾るのは、
 平松さんのお墨付きをいただいちゃった西洋美術史の名立たる美女さんたち!
 ボッティチェリさんのヴィーナス、
 ギュスターヴ・モローさんの『オルフェウス』の少女、
 ダンテ・ガブリエル・ロセッティさんの『最愛の人』、
 レオナルド・ダ・ヴィンチさんの『白貂を抱く貴婦人の肖像』……
 ああ、どの御方も美しいわ!

「うむむッ、
 テディちゃ、このおかたがァ、いいとォ、おもいまスゥ!」

 クロード・モネさんの『散歩、日傘をさす女性』ですね。

「ぐるるるがるぐるがる~!」(←訳:ボクこの美人さんが好き~!)

 フィリッポ・リッピさんの『聖母子と二人の天使』ですか。
 私ネーさ、ティツィアーノ・ヴェチェッリオさんの『ラ・ベッラ』が好みなのよね♪
 でも、この御本の後半には、
 ちょっと特別な美女さんたちの特集ページさんも掲載されているんですよ。

 19世紀のバイエルン王国の王さま、ルートヴィッヒⅠ世さんは、
 ワーグナーのパトロン&お城マニアとして知られるルートヴィッヒⅡ世さんのパパであり、
 オーストリア皇妃エリザベートさんの伯父上さんに当たる御方なのですが、
 ジュニアのⅡ世が建築好きだったのに対し、
 パパのⅠ世は、大の美人好き、だったのでした。
 
 変人が多かったというバイエルン王家一族らしく、
 パパのⅠ世さんの審美眼は
 当時にしてはススんでいます。

   美人なら、階級なんて気にしなーい!

   商人の娘さん、商家の看板娘さん、貴族のお嬢さん、
   美人だったら、出身や血筋なんてどうだっていいのだ!

 かくして、
 Ⅰ世パパの宮殿には様々な美女さんたちをモデルにした
 肖像画のギャラリーが誕生しました。
 美こそすべて!
 美の前には生まれ育ちも社会格差も存在しない!
 
 このジュニアにしてこのパパあり――
 偏見を軽々と超越したⅠ世パパが見出した美女のひとりが、
 この御本の表紙画になっている“うつくしいひと”です。
 栗色の髪の、
 なんとおきれいな女性でしょうか。

「めにィ、ちからがァ、あるのでス!」
「がるがるるるー!」(←訳:お肌もきれいー!)

 もう恐れることはありません、
 活字マニアの皆々さま、
 美女さんだらけのこの御本に見惚れながら、
 カミングアウトしようではありませんか!
 さあ御一緒に!

 わたしたち、美人が好きですー!
   

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~ 楽しきは巣穴の国 ~

2011-10-02 23:16:51 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 10月になって、空気を染めるのは金木犀のお花の香り……
 内田善美さんの名作コミック『星の時計のLiddell』が想い起こされますね。

「こんにちわゥ、テディちゃでスッ!
 きんもくせいィはァ……たべられませんッ!」
「がるる!ぐるぐるるるがるがるる!」(←訳:虎です!でも金木犀のお酒はあるよ!)

 実にリッパなのに、
 とってもキレイなのに、食べられない……
 本日は、その最たるものを特集したアートBookを御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!

  


 
         ―― CASA BRUTUS EXTRA ISSUE 安藤忠雄の美術館・博物館へ。 ――


 
 雑誌『Casa BRUTUS 特別編集』号、2011年9月に発行されました。
 『TADAO ANDO’S BEST MUSEUMS』と英題名が付されています。
 
「わッほほゥ! けんちくゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:巨大物件だ!)

 安藤忠雄さん――
 日本のみならず、
 アメリカ、イタリア、フランス、ドイツ、中国などなど、
 世界中に知られ、幾つもの博物館、美術館を設計・建築しておられる、
 現代を代表する建築家さん、ですね。

 この御本では、安藤さんが手がけたアートプロジェクトが
 『Casa BRUTUS』の視点から
 安藤さんへのインタヴューや、
 豊富な写真資料を用いて
 臨場感たっぷりに取り上げられています。

「うむッ!
 はくぶつかんはァ、たべられませんッ!」
「ぐるるるがるがるるる!」(←訳:食べたらお腹こわすよ!)

 建築を食べちゃうわけには行かぬようですが、
 ああ、ここに住みたいな~♪
 と思える空間に出逢った経験ならば、
 多くの方々がお持ちなのではないかしら。
 
 安藤さんの建築は、
 もちろん『美術作品のための空間』なのですが、
 同時に『ヒト=生きもの』について考えつくされた空間でもあります。
 
 上へ上へと伸びてゆくバベルの塔のような『うつわ』ではなく、
 本体の多くを地下に隠したような、
 敢えていうなら、
 ちょっとアナグマ的な、
 周囲との親和性が強い空間、でしょうか。

「あなぐまッ??」
「がるぐるるがるぅ?」(←訳:巣穴建築ですかぁ?)

 『地下にある』という点では
 瀬戸内海の直島にある地中美術館が有名ですが、
 京都郊外の大山崎山荘美術館の方が、
 より分かり易く『地下』であり、
 周囲の風景に溶けこんでいる、といえるかもしれません。
 クラシカルな英国風の洋館建築と
 コンクリートを多用した現代建築が
 違和感なく、柔らかく共存するスタイル……。

 基礎段階から設計を担当された作品と
 あるいは改装や改築にかかわった作品の、
 安藤さんのアートプロジェクト42プラン、
 現在進行中のプロジェクト、
 構想中のプロジェクト、と
 建築マニアさんを魅了するANDOワールドが凝縮された一冊、
 アート好きさん、写真好きさんも、ぜひ!
 
「いッしょにィ、たんけんッ、いたしましょゥッ!」
「がるるるーがるぐるる!」(←訳:楽しきアナグマ世界をね!)
 
 
 

 
 
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