山「得意先から電話があってな、見積もりしてくれと。ほんで7万円で出したんや。そしたら
後からまた電話があってな、去年、おんなじ物の値段は、4万円やったのに違いすぎる、なん
でや?て言いよる。俺はアッと思たけど、すぐに、何でも醸熟になったら、値打ちが上がりま
すねん、て答えた」
さすがにこの不況を生き延びている町の社長である。
「それじゃあ、今日の醸熟コーヒー、700円です」
昨日も書いた、隣の小学校の工事である。
左の写真は工事前。六甲山の山容が見え、頂上まで遠望できる。
わたしが、子どものころからなじんできた風景だ。
四季折々の移ろいを楽しんできた、この風景を、もう家の前から見ることが出来ない。
右の写真が今日。淋しくて仕方がない。
通りかかった工事現場事務所の所長に「透明にしてくれへん?」と声をかけた。彼は意味が
解らない。「校舎を透明のものにしてくれへんか?」
不思議な顔をしている。
「僕が子どものころから親しんできた山が見えるような建物を建てて欲しいねん」
彼には、わたしのこの気持ちは解らないだろうな。
り、そこで購入したもの。以来店に飾っている。
の途中下車・あんなとここんなとこ」である。絵もいいが、手書きの字もまたいい。
健三郎さんは、各地を訪れ、その地を描いておられる。昔、当地にも来られ、隣のお地蔵さ
んを描かれた。その時、お堂に置いてあった縁起にも目を通され、そのことも雑誌の記事に
書いておられた。縁起はわたしが調査し書いたものだった。ますますのご活躍をお祈りしま
す。
明日の「輪」のおすすめ定食は「焼き魚・塩サバ」です。
よろしくお願いいたします。