喫茶 輪

コーヒーカップの耳

将棋を打つ?

2010-02-22 18:48:34 | 日記

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「娘の子は可愛いいねんけどな、内孫は憎たらしい。反抗ばっかりしよる。こいつ、俺と性格

がそっくりなんや。それをまた、嫁はんがかばいよる。俺がムキになるから、大人げないゆう

て、俺を叱りよる。なんで俺が怒られなあかんねん!余計に腹立つんや」

と言いながら、お小遣いは結構上げておられる。

南山さん71歳、子どものような人である。

うちの店でストレス発散である。

わたしは聞き役に徹する。「コーヒーカップの耳」である。

   

「週刊ポスト」の連載、茂木健一郎さんの「脳のトリセツ」をいつも愛読している。

ところが、本日発売の「「天才」は努力する」には違和感を持った。

例に野球のイチローと将棋の羽生善治を取り上げているのだが、羽生さんの将棋について

の話で、将棋を”打つ“と書く。これは間違いである。プロ棋士はもちろん、将棋を趣味とする

人はみな違和感を持つであろう。囲碁は”打つ“でいい。しかし将棋は駄目だ。

将棋は”指す“である。

囲碁は石を碁笥から摘み上げて打つ。だからそれでいい。しかし将棋は最初に盤に駒を並

べ、それを動かして戦いを進める。打ちはしない。駒を、行きたい所へ動かすのである。指し

示すのである。だから”指す“である。

ただし、持ち駒を、駒台から摘み上げ、盤面に打ち下ろす時は、”打つ“と言う。

わたし、子どもの将棋指導に行った時にも、このような話をする。「決して、将棋を打つと言っ

てはいけない」と。

それはともかく、話の内容は今回も大変勉強になった。というより、反省させられた。

しかし、茂木さん、今後、将棋のことを書くときには気をつけて下さいね。

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昨日の、「靖国丸」の記事に少々誤りが有りましたので、訂正しております。昨日、読まれた

方は、もう一度読み直してください。

明日23日(火)の「輪」のおすすめ定食は「うどん・おにぎり」

セットの予定です。

よろしくお願いいたします。

コメント (1)
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