喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「ありがとうございました」

2013-03-22 08:22:16 | 日記
わたしの店の前は西行き一方通行である。そして、午前7時半から8時半までは自動車通行止めである。隣の用海小学校の通学時間帯というわけだ。この通りに正門がある。しかし、東から、標識が目に入らずに新入してくる車が時々ある。これを阻止するのが門よりかなり東の位置で「止まれ」の旗を持って立っているガードマンのおじさん。登校してくる子どもたちからは少々距離がある。しかし、その距離を中に、毎朝大きな声で「おはようございます」の声が交わされる。距離があるからこその大声である。それを毎朝聞くわたしも気持ちがいいものだ。またこのガードマンのおじさんにとっては、次から次にやって来る子どもたちと大声で交わす挨拶が健康法になっているのかもしれない。
で、先日19日のことである。
その日は卒業式。
やはり大きな声で「おはようございます」の声が響いている。
そして、その後だ。
ある子どもが「ありがとうございました」と大きな声で言ったのだ。
わたしは、不覚にもウルウルしてしまった。

コメント (4)
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