喫茶 輪

コーヒーカップの耳

わざと難しいネタを

2019-09-05 13:47:37 | 本・雑誌
先日「花森書林」さんで買った『桂枝雀のらくご案内』という本を読んでいる。



こんな箇所があって、わたしの興味を引いた。
←二段階クリック。

《わざと難しいネタをはじめのうちに教えるんや。》とある。
この話、よく分かる。
子どもを育てるについても、ちょっと上目のものを与える。
例えば絵本なども、「これ、この子にはちょっと難しいかな?」というぐらいのを与える。
それで子どもは結構消化するものなのだ。
親が勝手に子どもの能力を低めに考えては駄目である、とわたしは思っている。

『喫茶・輪』(2011年刊)の中にこんな短詩がある。

    「 ダスター 」

  これぐらいがいい

  私の手に

  少し余る程度の。


今のわたし自身のことかもしれない。
あまり難しいことには挑戦せずに、だけどちょっとだけ自分の能力より上を目指す。
身の程を知りながら、ちょっとだけ上を目指して努力するということ。


  
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「KOBECCO」のカットのこと

2019-09-05 11:15:09 | 神戸っ子
神戸のタウン情報誌「KOBECCO」に書かせていただいている「喫茶店の書斎から」だが、これのカットを書家の六車明峰氏にお願いしている。
だから絵ではなく書である。
草稿が書けた時点で六車氏に送る。
その文章の中から六車氏が書にしたいと思うものを自由に選んで書いてもらっている。
わたしは一切口出ししないことにしている。
それが氏には却ってプレッシャーになるとも。
ところが今回の「ドリアン助川さん」では、口出ししたかった。
どうしても選んでほしい言葉があったのである。
しかし、氏もそれを選ぶだろうと信じて辛抱した。
そして届いたのが次の誌面。

 ←二段階クリック。

良かった。思い通りだった。

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ドリアン助川さんのこと

2019-09-05 07:36:52 | ドリアン助川さん
「KOBECCO」9月号が神戸っ子出版のHPに上がっています。
今号の「喫茶店の書斎から」はドリアン助川さんのことを書かせていただきました。

このページでは横書きになってますが、実際の本では縦書きで、見開き2ページの記事です。
神戸の主な本屋に出てますので、現物でお読みいただければ幸いです。
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