喫茶 輪

コーヒーカップの耳

今年の初対局

2022-01-06 22:36:20 | 将棋
今年最初の将棋会例会でした。
一番目のお相手は〇△4段。
相手振り飛車、わたし居飛車の対戦で、中盤で優勢になり、じっくり指してなんとか勝てました。
二番目のお相手はT二段。
角換わりで激戦になりましたが、終盤、悪手を誘って勝ち切りました。
次に小学4年生相手に指導将棋。2勝2敗でした。
子どもが途中でいい手を指した時には、その手をほめて負けてやります。
最後にN3級と平手戦。
終盤ゆるめて、わたしの逆転負けに。
楽しい一夜でした。
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小説における言葉の美しさとは

2022-01-06 11:15:50 | 本・雑誌

小川洋子さんの『遠慮深いうたた寝』に出て来る言葉。

《小説における言葉の美しさとはつまり、一文一文、一語一語に対する慎重さに尽きるのだ。(略)同じ簡潔な一文でも、無意識にあっさりと書かれたものより、混乱と逡巡の末にようやくたどり着いた文章の方が美しい。もちろん見た目には何も変わらない。途中の痕跡はきれいに消え去り、最初からこの姿でここに置かれていたのです、とでもいうようなさり気ない、しかし確固とした風情を漂わせている。にもかかわらず、やはり、残酷なほどに誤魔化しきれない違いが、そこにはある。何度もその一文に触れた、作者の指の体温が、言葉に奥行を与え、そこにこだまする音の響きが美しさを生む。その美はこれ見よがしにこちらに迫ってくることなく、あえて美しいと名づけられることも求めないまま、言葉の連なりの陰に身を潜めている。》

「小説」を、「詩」あるいは「随想」と置き換えてもいいのでしょう。
わたしも心しよう。
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菅原洸人さんのこと

2022-01-06 08:57:55 | 菅原洸人画伯
『KOBECCO』のバックナンバーからの切り抜きですが、
わたしの連載ページのほかのものがまだありました。
これは2014年5月号の「菅原洸人さんのこと」というわたしが書いた原稿です。
まだ「出石アカル」というペンネームを使っていた時のもの。
←二段階クリックで。



洸人さん、お亡くなりになってからもう8年になるのですねえ。

それからこれは2020年3月号。
拙著『完本コーヒーカップの耳』が出版された時に「神戸っ子出版」の編集員さんが取材してくださったもの。
←クリック。



これらはやはり、残しておきましょう。
まだほかにも残しておいた方がいいページはあるのでしょうが、もう思い切ります。
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