喫茶 輪

コーヒーカップの耳

ベッタン(メンコ)

2022-01-27 22:01:31 | 懐かしい話
終活の一環として年賀状の処分を始めた。
これまで一回も捨てた覚えがない。
なので過去50年分ぐらいは家のどこかにあるはず。
何千枚もあるだろう。でも、バサッと一気に捨てるわけにはいかない。
中には残しておきたいものもあるので、ある程度の仕分けが必要。
時間がかかるわけだ。
見ていたら結構面白い。そして淋しい。
亡くなった人がこんなにも多くあるのか!と。
自分の人生になんらかの影響を与えてくださった人の多くがすでに鬼籍にはいっておられるのだ。
しかも最近多い。自分がその年代になっているということ。

いただいた葉書の束の中に、わたしから出したものの文案を印刷したものが挟み込んであったりする。
昔は子どもの口頭詩を載せていた。
またわたしの詩やミニエッセイなど、多彩である。
ところが全部残っているわけではない。
今から思えば、ちゃんと残しておけば良かったと思う。
まとめれば面白い一冊になるだろう。
でも、集められるだけ集めてみよう。
そんな中で、こんなのがあった。
←二段階クリック。
「ベッタン」です。2005年のもの。
今の子はやらないでしょうね。
と思ったら、うちの妻の母校、出石の小学校の今日の「ブログ」に。
学校でやるとはねえ。
昔は「ベッタン(メンコ)」や「バイ(ベーゴマ)」、「ラムネ(ビー玉)」は禁止だった。
賭け事だというわけだ。
だから、先生に隠れて密かに遊んだものである。
時代ですねえ。
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キングセイコー

2022-01-27 11:04:47 | 新聞記事
「キングセイコー」復活の記事。昨日の夕刊です。
198000円。



しかし写真に違和感が。
わたしが持っているものと少しデザインが違う。
記事を読んでみると分かった。
今回の復刻版は65年に発売された二代目のデザインをベースにとのこと。
わたしのは60年前に購入した初代のもの。一生に買った腕時計はこれだけ。
裏蓋のデザインも気に入ってます。
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近藤淑子さんが

2022-01-27 08:34:47 | 千村克子さん
昨日届いた「寒中見舞い状」に無念の思い。
近藤淑子さんが昨年12月25日にお亡くなりになっていたのだと。
ご親族からのもの。
あんなにお元気だった人が。
しかし、気づけばお会いしなくなって久しい。
近藤さんは、最初、足立成子女史(数年前にお亡くなりになった)に紹介されたのだった。
その足立さんの告別式でわたしは弔辞を読ませてもらった。人生初めての弔辞。
参列していた近藤さんは「涙がとまりませんでした」と感動されたのだった。
根は明るい活発な人だったが、情に篤い人でもあった。

足立さんも近藤さんも、お二人とも宮崎翁の教え子といえる。
近藤さんは「宮っ子」の仁川地域の編集長。足立さんは用海地域の編集長。
宮崎翁は「宮っ子」の草創期に編集長を集めて指導をされていたのだ。
その指導が、翁独特の濃いいもの。みなさんそれで力をつけられた。

で、近藤さんとの縁は戦前戦中のタカラジェンヌ「千村克子」につながる。
ある日、千村さんの遺品を要らないかと持って来られたのだった。
その中に思わぬ重要なものがあった。
それが「欧州公演に関わる日記」(後に池田文庫に寄贈した)。
それについては「KOBECCO」に詳しく書いた。
今は、千和裕之さんという人が、そのころの宝塚の歴史を掘り起こしておられて、千村さんのことも関りの中で継いでくださっている。
やがて一冊になるでしょう。その一冊が出来上がる前に近藤さんが。
残念です。

それにしても最近、わたしの人生になにがしかの影響を与えた人が次々と鬼籍に入って行かれる。
淋しくて仕方がない。そして、し残していることが気になって心忙しい。
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