姫路の「あまかわ文庫」さんからお送りいただいたフリーペーパー「かげ日なた」7号にこんなことが書かれていた。日向理恵子さんの「週末シアター」という文章の中。
《この世に生み出す。親は最大級の押し付けを、初めから子どもにしてしまっている。》
目の中に指を突っ込まれたような気がした。これ、悪いイメージではなく、大いに目を見開かされたという意味です。
8号のおざき ゆういちさんの「エビ・ベディ・ビー」の文末にはこんなことが。
《「なりたい者」になることだけが人生の全てではないけど、「なりたい者」を見つけられたことを今はとても幸せに感じている。やっと出会えました。そう、私は古本屋になりたい。》
「古書店」ではないんだ。いいですねえ。行ってみたい古本屋さんです。
『コーヒーカップの耳』おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。