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一冊だけの本

2023-03-29 08:49:30 | 本・雑誌
昨日、一冊の本を作り上げた。
手作り本はこれまでもよく作ってきたが、今回のはページ数が少々多くていつものようにホッチキスで留める訳にはいかなかった。
大型ホッチキスでも無理。そこでちょっと工夫して作った。



『手料理はいつ』とタイトルをつけ、サブタイトルは「欣史・恒子の往復メール」というもの。
昨年末緊急入院した妻との往復メールを移しとって編集して本にしたもの。
たった一冊のみ。120ページある。
人様には絶対に見せられないものである。
だから余分は一冊も作らない。
「あとがき」の一部。

《12月28日から1月12日までの15日間、ちょうど半月だったが、長かった。だが、その間に日ごろは言えなかったようなこともメールなればこそという感じで伝え合うことが出来たように思う。これも二人にとっていい思い出になるのではないか、これを残しておくことも意味があるのではないかと考え、メールボックスから移しとり作ったのがこの『手料理はいつ 欣史・恒子の往復メール』である。》

昨年は結婚50周年の記念詩集『恒子抄』を作り、それは身近な人のみに配ったが、
これは誰にも見せられない。秘密の宝物である。
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