『現代川柳』第11号の、わたしが好きな句として上げた次の作品。
<カランと氷言葉の中に割り入って> 鈴木厚子
これに似た詩をわたし昔に書いているのです。
これを書家の六車明峰さんが書にして下さったことがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/11/ec9c67c6d577cd6aea7c54cc6ea4f098.jpg)
「喫茶・輪」で「今村欣史の詩による六車明峰書作展」というのを催した時に披露して下さいました。
そして後に「名筆研究会展」でも展示されました。
もう遠い昔です。写真の二人、若いです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/bf/f1b1767e678d7b5890d732406e9674a2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/bf/f1b1767e678d7b5890d732406e9674a2.jpg)
「グラス」という詩でした。
水が空になると
氷はグラスの中で
カランとひとつ
音をたてる