喫茶 輪

コーヒーカップの耳

カランと氷

2024-10-24 13:33:10 | 
『現代川柳』第11号の、わたしが好きな句として上げた次の作品。
 
<カランと氷言葉の中に割り入って> 鈴木厚子
 
これに似た詩をわたし昔に書いているのです。
 
これを書家の六車明峰さんが書にして下さったことがありました。
 
 
「喫茶・輪」で「今村欣史の詩による六車明峰書作展」というのを催した時に披露して下さいました。
 
そして後に「名筆研究会展」でも展示されました。
 
もう遠い昔です。写真の二人、若いです。
 
「グラス」という詩でした。
 
水が空になると
 
氷はグラスの中で
 
カランとひとつ
 
音をたてる
 
       (詩集「喫茶・輪」より)
 
 
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