こんな凄いものが出来ていると知らなかったと、第5524回の「パワコン不要の太陽光」で取り上げ、何で、これが日本の住宅用に採用されないのが納得が行かないと書きました。
ところが、いよいよ実現する可能性が出て来たようです。これは、直流家電と共に住宅用太陽光発電にとって追い風になりそうな気がします。是非、早く実現させてもらいたいものです。
スマートジャパンより 2015年07月30日
都市部に向く「ちょい足し」太陽光、1枚単位で増設可能
太陽光発電システムは影に弱い。東芝が開発したマイクロインバータはこの問題の解決に役立つ。マイクロインバータ付き太陽電池モジュールを導入すると、1枚単位で増設が可能になり、パワーコンディショナーの設置スペースが不要になる。[畑陽一郎,スマートジャパン]
「住宅が密集している都市部では、太陽光発電システムを導入しにくい場合がある。影の影響だ。影があると実発電量がかなり低くなる。このような場所にも 導入しやすいのが、今回PVJapan2015で初めて参考出展した『マイクロインバータ』(図1)だ。当社の太陽電池モジュール『Sシリーズ』(出力 250W)と組み合わせた製品を考えている。2020年には広く使われているのではないだろうか」(東芝)。
図1 200Vの交流を出力するマイクロインバータ(右)と通信用のゲートウェイ装置。東芝がPVJapan2015で展示したもの
住宅に太陽光発電システムを導入する場合、10枚程度の太陽電池モジュールを直列に接続し、パワーコンディショナーを経由して分電盤につなぐ。太陽電池 が直列につながっているため、1枚に影が掛かると、全体の電流が下がってしまう(図2)。発電量が減る。このため、設置を諦めたり、影になりやすい位置を 避けて設置する容量を小さくすることも多い。
東芝の解決策は、太陽電池モジュール1枚ごとにマイクロインバータを付けるというもの。影になったモジュールの出力は下がるものの、他のモジュールは全く影響を受けない(図3)。
図3 影の影響を最小限にとどめることが可能に
マイクロインバータは独立した小型のパワーコンディショナーとして動作する。「マイクロインバータ付き太陽電池モジュールの導入コストは、一般的な太陽 電池モジュールよりも高くなる。太陽電池モジュールの枚数分だけマイクロインバータが必要になるからだ。しかし、システム全体を見ると実発電量が多くな り、導入メリットが十分あると考えている」(同社)。
さまざまな場所に取り付け可能
マイクロインバータの利点は影に強いことの他、2つある。1つは太陽電池モジュールを1枚単位で増設できること。従来のパワーコンディショナーでは難し い利用法だ。「既に太陽光発電を導入済みの家庭に1枚増設するといった使い方もできる」(同社)。パワーコンディショナーを経由する必要がないため、宅内 配線の制約も少なくなる。集合住宅の居住者が導入する際にも適しているという。
もう1つは、パワーコンディショナーの設置スペースを必要としないことだ。「太陽電池モジュールの設置スペース以外に空間を必要としないため、公共機関に数枚設置する、壁面に設置するといった用途が開けると考えている」(同社、図4)。
回路技術で小型化と高効率化を実現
マイクロインバータを製品化するには小型化(薄型化)が必要だという。太陽電池モジュールは裏面に窪みがあり、この位置に納まるサイズまで小型化し、設置の際に邪魔にならないことを目指しているからだ*1)(図5)。
*1) 東芝の太陽電池モジュールSシリーズ「SPR-250NE-WHT-J」の厚さは46mm。
図5 太陽電池モジュールの裏面にある空きスペースに配置する
「小型化を実現するために、当社が開発した回路技術『A-SRB』を適用した。A-SRBのメリットはもう1つあり、高効率化も実現できる」(同社)。 試作品では、太陽電池モジュールよりも多少、マイクロインバータの方が厚い。A-SRB技術を適用しつつ、薄型化を実現するとした。
マイクロインバータを複数枚設置した場合、発電電力量などをモニターするために、無線でゲートウェイ装置と接続し、宅内のモニターなどに表示する。 920MHz帯の無線を使うという。「設置の際には無線を利用して、各マイクロインバータの初期設定を決めることを考えている」(同社)。
法規制にも対応
太陽光発電システムを系統に連系(接続)する場合、系統連系規定(JEAC 9701-2012)を満たす必要がある。系統側が停電した場合でも太陽電池は停止しない。このままでは系統側で復旧工事の作業をする際に電流が流れて危 険だ。系統連系規定はこのような事態を避けるために設けられた。
「現在、系統連系規定に準拠した系統連系保護装置機能を内蔵しており、他メーカー品と混在した場合の対応を考えた多数台連系対応単独運転防止機能も持たせている。電力会社が公開する内線規定と合わせて、現在、関係者と話し合いをしているところだ」(同社)。
一枚単位で増設が可能と言うのも面白いですね。電力との契約がどうなるかの問題はありそうですが、少ない枚数での増設が可能になればもう少し発電量を増やしたとか、今の装置で場所が殆ど一杯と言う場合でも増設の可能性が出そうです。
それ以上に、今の装置で増設となると、最低でもパワコンとパネル何枚かのセットとなるので金額的にも10万円単位になりますが、これならそのあたりも柔軟に対応できそうです。何だか、面白くなりそうな気がします。
産経があの植村にインタビューした記事を書 いてくれています。それ も、阿比留さんがインタビューしてくれたそうです。ちょっと長いので、ここはさわりだけ紹介します。全文は是非リンク元 で読んでください。とこれだけでは 分からないなと不思議に思ったら、やはり、続編がありました。まだまだ続くようです。納得。
産経ニュースより 2015.8.3
【朝日新聞慰安婦誤報取り消しから1年】 元 朝日記者・植村隆氏にインタビュー 「テープ聞いたの一度だけで記事書いた」
朝日新聞が自社の慰安婦報道に関する記事の一部の誤報を認め、関連記事を取り消してから5日で1年となる。初期の朝日の慰安婦報道に関わった植村隆元記 者(北星学園大非常勤講師)が、初めて産経新聞のインタビューに応じた。…中略
ここからインタビューです。これは、省くのは勿体ないと思い、全文を取り上げました。
産経ニュースより 2015.8.4
【朝日誤報取り消し1年 植村元記者インタビューダイジェスト】 証 言テープ「僕は持っていない」 朝日の戦争反省「誇りに思う」
産 経新聞の取材を受ける元朝日新聞記者の植村隆氏(中央)=7月30日、札幌市(早坂洋祐撮影)
慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者、植村隆氏のインタビューは次の通り。(阿比留瑠比、原川貴郎)
≪詳報は後日掲載します≫
--(慰安婦として最初に名乗り出た金学順氏の)証言テープは今どこに
「僕は持っていない。(韓国)挺身(ていしん)隊問題対策協議会のテープですから」
--聞いたのはその時だけか
「そうですね」
--誰とも分からない証言テープだけで記事にできるのか不思議だ
「信頼できる団体が慰安婦の聞き取りを始めたという一報記事です。団体の尹貞玉代表らに先に解説してもらってテープ を聞かせてもらったんだと思う」
--テープに『挺身隊』という名前は出てくるか
「定かじゃない。当時、韓国では『挺身隊=慰安婦』だったんで」
--挺身隊と慰安婦の混同が韓国でかなりあったというのは分かる。植村さん自身はどう思っていたか
「当時、『挺身隊=慰安婦』という形で使われておったんですよ。読売とか産経とかいろんなところに出ているんです。 私どももそういうのが前提でしたね」
--(金学順さんは)だまされたと記事に出てますけど、誰にだまされたと言っていたのか
「それは分からない。誰にだまされたというのはもちろん聞いていません。だまされたというのは、意に反して慰安婦に させられたということだから。でもさ、産経新聞は日本軍に強制連行されたとはっきり2回も書いているよね」
--金さんには何回会ったのか
「(弁護士の)聞き取り調査同席が1回。(平成3年12月の)提訴のときには東京社会部と一緒に取材した」
--当時は強制連行ではなかったという認識か
「僕は吉田清治さんの影響を受けていないから。取材したこともないし、(金さんについては)人狩り的な強制連行みた いなイメージはなかった。だまされて慰安婦にされたという認識だった」
--朝日新聞の慰安婦報道について思うところは
「朝日新聞は慰安婦問題にきちんと取り組んできた。僕は、19年ごろかな、1年間、朝日新聞の戦争責任を追っかけ た。朝日も戦前は戦争や植民地を美化し た。非常にショックを受けた。戦後、植民地支配に対する反省と謝罪、おわび、そういう気持ちが社のジャーナリズムの柱の 一つだったと思う。大阪は在日コリ アンが多い。そのど真ん中に住んでいて、在日コリアンの人権問題を担当した流れで慰安婦問題を取材した。朝日新聞がやっ てきた侵略戦争の反省を伝えようと いう作業は、僕自身、誇りに思う」
--ただ、吉田証言などの記事18本を取り消した
「僕は記事を書いてないんで、書いた人に聞いてください。一つだけ言えるのは、朝日であれ産経であれどんな記者も良 心に従って取材をしていたと思う」
--早い段階で(現代史家の)秦郁彦さんから疑問が呈され、訂正するまでに時間がかかったことについて、長らく朝日 にいた記者としてはどうみているか
「僕は吉田さんに会ったことがないのでコメントできない。大きな流れの中では人権侵害の問題をやってきたことは、間 違ってなかったと思いますよ。吉田さ んのことを取り消したという事実はあるが、慰安婦問題のすべてが間違っていたかといえば僕は全然違うと思う。お伺いした いが、朝日新聞の報道のどこが問題 だと」
--いろんなところに問題がある。慰安婦問題に限らず過去の日本を悪者にしたいとしか思えない。過度にそう取り上げ ようとしている
「侵略戦争がありアジアに多大な被害を与えたというところは世界の共通認識じゃないですか」
--多大な迷惑、被害を与えたということには何の異論もない
「で、慰安婦がたくさん証言して被害があるということも認める?」
--というよりも朝日新聞が宮沢訪韓の直前に女子挺身隊の名で強制連行して20万人…
「(慰安婦について『主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は8万とも20万ともいわれる』朝日 新聞の用語解説)メモでね」
--ああいうのを長年放置したことを日韓関係も含めてずいぶん悪影響を及ぼしたことは間違いない
「朝日新聞のおかげで何か日本がおとしめられたという具体的な証拠があったら教えてほしい」
--武藤正敏前駐韓大使の本を読んでも、報道が出たことで急激に反日感情が高まって、宮沢喜一元首相が8回も謝罪し て…
「メモは僕が書いていないことは分かっているよね」
--分かっている
「日韓関係を朝日新聞が悪くしていると思いますか」
--思います
「僕はそうは思わない。見解の相違と思う」
--強制的に慰安婦にさせられた人たちが20万人にものぼるという誤解が世界に広がっている。慰安婦問題に取り組ま れた方としてはどう思うか
「何人が正しいんですかね」
--実態は定かではない
「それ、聞きたい」
--秦さんは2万数千人と見積もっている
「じゃあ2万人だったら問題ないのかということですよね。数の問題は僕が答えるべき話ではない」
--西岡力・東京基督教大学教授の4年の論文で批判されてから20年以上も反論されなかった
「僕が朝日の外に出たときに激しい攻撃がありましたよね。僕の娘は顔写真までさらされて。『自殺するまで追い込むし かない』ということまで書かれた。すごいショックを受けた」
--こういうことは絶対に許されない
「娘まで巻き込まないでほしい。息子の(同じ植村姓の)友人まで。こんな事態を食い止めるために、裁判を起こした」
--3年12月の記事だが裁判を支援する義理のお母さんの関係者としての一記者が、原告に関する記事を載せることに ついて逡巡(しゅんじゅん)とか、葛藤はなかったのか
「結婚する前から取材してますから。母親と結婚したわけではないわけですし僕は別に家族のために書いたわけじゃない んですよ」
相変わらず、のらりくらりと責任を逃れることばかりですね。流石の阿比留さんも攻めかねているのでしょうか。
まだまだ続くそうなので、どうなるか楽しみです。
それにしても、産経さんがこのところ頑張ってくれていますね。自民党も、少しは見習って真剣に仕事をしてもらいたい ものです。こんな奴らをのさばらしているのは元はと言えば、全部、自民党の事なかれ主義の所為でしょう。きちんと責任を 取ってもらいたいものです。
もっと泥沼の争いで自滅して欲しいと思ってい た、第 783回の「サムスン・ロッテの苦境」で取り上げたロッテのお家騒動の詳細がありました。
複雑で分かり難かったのですが、どうやら韓国ロッテの経営者である次男のクーデターの様相が強そうです。
韓国ロッテは規模は大きいが中身は相当酷そうです。これに第二ロッテの崩壊でも起これば、完全に終わりでしょうね。 それで、健全な日本ロッテに目を付けたのでしょうか。
聯合ニュースよ り 2015/08/02
韓 国ロッテの中国事業赤字額 創業者長男の主張通り
【ソウル聯合ニュース】ロッテグループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏の長男である辛東主 (シン・ドンジュ、日本名:重光宏 之)元ロッテホールディングス(HD、本社・東京)副会長と次男の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)ロッテ HD副会長(韓国ロッテグループ会 長)が経営権をめぐって争う中、韓国ロッテグループの中国事業の2011~14年までの赤字は東主氏が主張する通り1兆 ウォン(約1060億円)を超える ことが2日、分かった。東主氏は先月末に格浩氏と共に東彬氏の解任を言い渡した理由について、東彬氏が格浩氏に巨額の赤 字を計上した中国事業の報告を怠っ たことを挙げていた。一方の韓国ロッテグループ側は、累計赤字は1600億ウォン程度にすぎず、格浩氏も中国事業の業績 不振を知っていたと反論していた。
企業情報などを提供するウェブサイト「CEOスコア」によると、韓国ロッテグループの主要上場社(ロッテショッピン グ、ロッテ製菓、ロッテ七星飲料、ロッテケミカル)の中国と香港の法人は11~14年にかけての4年間に計1兆1513 億ウォンの赤字を計上していた。
年別の赤字額は11年が927億ウォン、12年が2508億ウォン、13年が2270億ウォン、14年が5808億 ウォンと年々増加している。
このうち百貨店など流通部門を担当するロッテショッピングの子会社、香港ロッテショッピングHDの昨年の赤字は前年 比2419%増の3439億ウォンに達し、昨年の中国事業の赤字に占める割合は59.2%だった。
東主氏は韓国と日本のメディアへのインタビューで、東彬氏が中国事業で1兆ウォンほど損失を出したにもかかわらず事 実をそのまま報告しなかったことが発覚し、格浩氏が激怒したと主張している。
一方、韓国ロッテグループ傘下、ロッテ百貨店の李元濬(イ・ウォンジュン)社長は東主氏の主張に反論。経営のことを 細かに聞く格浩氏が中国での赤字の ことを知らないはずはなく、4年間のロッテ百貨店の累計営業赤字はEBITDA(利払い前、税引き前、減価償却前の営業 損益)基準で1600億ウォン、 ロッテグループ全体でも3200億ウォンだと説明した。
注目すべきは李氏が赤字を説明する際に挙げたEBITDAだ。EBITDAは、企業による経営活動の現金創出能力を 示す指標で、実際の営業損益や純損益とは違いが出てくる。
会計の専門家は「大抵の場合、EBITDAよりも営業損益や純損益を基準にした場合の方が赤字の規模は大きくなる」 と話している。
大人しく引き下がったのかと不思議に思っていた長男の逆襲が始まっているようです。やはり、益々燃え上がりそうな雰 囲気のようです。
聯合ニュースよ り 2015/08/02
ロッ テ経営権争い 創業者長男「株主総会では自らが有利」
【ソウル聯合ニュース】ロッテグループの経営権争いの当事者で、グループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名: 重光武雄)氏の長男、辛東主(シ ン・ドンジュ、日本名:重光宏之)元ロッテホールディングス(HD、本社・東京)副会長は2日、今後開かれるロッテHD の株主総会で自らが有利な立場にな ると主張した。
東主氏は同日、韓国の地上波放送局SBSとのインタビューで、「ロッテHDの最大の株主は光潤社、その次が従業員持 ち株会で、双方を合わせると過半数を超える。従業員持ち株会の賛成があれば今の取締役たちを全て替えることができる」と 述べた。
また、株主総会で勝利した場合は、解任された東主氏側の取締役陣を復帰させ、格浩氏も再び総括会長に復帰させると述 べた。
格浩氏は先月28日、次男の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)ロッテHD副会長(韓国ロッテグループ会 長)の主導で開かれたロッテHD取締役会で代表取締役を解任された状態だ。
東主氏は、先月初めに格浩氏が東彬氏に対し激しく怒って殴り、その後、東彬氏は格浩氏と会っていないと述べた。
また先月6日に韓国で東彬氏と会い妥協点を模索しようとしたが、東彬氏が拒否したと主張した。東彬氏は自身が韓日の ロッテグループ全体をリードしなければならないという意志を曲げずにいるという。
一方、東彬氏の側近はこの日、聯合ニュースの取材に対し、法的には東主氏が有利だとした上で、「われわれが完勝でき るので心配していない」と述べた。先ごろ、テレビ番組で公開された格浩氏の指示書や任命状などについては「法的になんの 効力もない」と強調した。
創業者である父親は長男を支持しているようです。やはり、次男の反乱ですね。
聯合ニュースよ り 2015/08/02
ロッ テ創業者がお家騒動を謝罪 「次男許せない」
【ソウル聯合ニュース】経営権争いが激化するロッテグループの創業者、辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄) 氏は2日、長男で元ロッテホール ディングス(HD、本社・東京)副会長の辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)氏側を通じて自身の立場を表明した 映像を公開した。映像は韓国の放送 局KBSが報じた。
格浩氏はこの日、ソウルのロッテホテル34階の執務室で録画した映像の中で、経営権争いについて国民に謝罪するとと もに、次男の辛東彬(シン・ドンビ ン、日本名:重光昭夫)ロッテHD副会長(韓国ロッテグループ会長)を韓国ロッテグループ会長とロッテHD代表に任命し たことはないと述べた。
また、東彬氏には「いかなる権限や名分もない」とした上で、「70年間ロッテグループを育ててきた父親を排除しよう とすることを到底理解できず、許すこともできない」と述べた。
果たして、どう納まるのか、それとも、どんどん大きくなって崩壊を早めるのか。もちろん、私は後者の結果を期待して います。
ところで、ロッテは、韓国でも人気が無いようですね。こうなると、日韓どちらからも不買運動ということで、いずれに してもロッテの未来は無さそうです。早く諦めれば良いのに。
Chosun Online | 朝鮮日報より 2015/08/01
ロッ テお家騒動:長男、日本語でのインタビューが物議
ロッテグループ創業者・辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)ロッテホールディングス(HD、本 社・東京)会長の長男・辛東主(シ ン・ドンジュ、日本名:重光宏之)元ロッテHD副会長が日本語でインタビューに応じ、問題になっている。東主氏は弟の辛 東彬(シン・ドンビン、日本名:重 光昭夫)ロッテHD副会長(韓国ロッテグループ会長)と経営権争いを繰り広げている。
東主氏は7月31日に公開された父・格浩氏との会話を録音した音声記録で、日本語で話していることが分かった。この 会話で東主氏は東彬氏のことを日本名の「昭夫」と、格浩氏のことを「お父さん」と呼んでいる。
東主氏が日本語で会話しているのは、韓国語が苦手なためだ。蔚山で生まれ、成人するまで韓国にいた格浩氏は韓国語で の会話に問題がないが、日本で生ま れて還暦を過ぎた今まで日本で暮らしてきた東主氏は、韓国のテレビ局のインタビューでも日本語を使うなど、韓国語の実力 に乏しい。韓国語を聞き取ることは できるが、話すことはできないという。
東主氏が30日のKBSに対するインタビューで日本語を使ったことについて、インターネット上では非難の声が相次い でいる。「韓国語を忘れてしまった 韓国人が韓国人と言えるのか」「国籍は韓国だが精神は日本人」などという書き込みが続々とアップされている。東主氏は KBSのインタビューに日本語で答 え、放送時は画面下に韓国語のテロップが出された。
一方、同じ日に入国した格浩氏の妻で日本人の重光初子さん(88)は韓国語で話した。ロッテホテルの駐車場で訪韓理 由について総合編成チャンネル 「TV朝鮮」の記者に質問されると、初子さんは「祭祀(さいし=仏教行事の法事に当たる)があります」と韓国語で答え た。一言だったが、発音はかなり正確 だった。
東彬氏は日本人の真奈美さんと結婚したが、1990年から韓国で仕事をしており、韓国語が堪能だ。
さて、こんな会社の不買運動もせず、野球のロッテの応援に頑張られている人達はどう思っているのでしょうか。そろそ ろ、目覚めて不買運動に参加されたらどうでしょう。それが、日本の為になることは間違いないですよ。
ケント・ギルバートさんが相変わらず素晴らし い発言をしてくれています。安保法案に対する野党やメディアに無知な上に無恥だと批判してくれています。
その記事で面白いと思ったのが、「正当防衛」です。これは、今まで、安保法案では使われていなかったのじゃないで しょうか。この「正当防衛」を前面に押し出して左翼陣営を責めれば良い武器になりそうな気がします。
ZAKZAKよ り 2015.08.01
【ニッ ポンの新常識】不安を煽る政治家やメディアは無知な上に無恥だ 安保法案審議
唐突だが「正当防衛」の条文は以下の通りだ。
《【刑法36条】第1項 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰 しない》
このように、正当防衛は、防衛対象が「自己の権利」か「他人の権利」かにより、2つに大別できる。一方で、日本の刑 法が両者の違いを重視していないことは、この条文から明らかだ。
もし、世の中に、他人の権利のための正当防衛を認めない国があったとしたら、どうなるか。
妻や娘が目の前で強姦されていても、犯人が自分を攻撃しない限り、正当防衛は認められない。横から割って入って犯人 にケガをさせれば傷害罪、うっかり殺せば殺人罪になる。あまりにもバカげた法律を持つ国として笑われるのは確実だ。
正当防衛を行う権利を「自衛権」という用語に置き換えれば、自己の権利を防衛するのが個別的自衛権、他人の権利を防 衛するのが集団的自衛権である。個 別的と集団的、最初から両方持っているのが大前提なのである。だからこそ、国連憲章では、すべての国連加盟国に、両方の 自衛権を認めている。
今週、安全保障関連法案の参院での審議が始まった。「戦争法案」や「徴兵制」などの嘘八百を並べて、学生や若い母親 の不安を煽る政治家やメディアは、無知な上に無恥だ。
真夏の炎天下、反対デモに、子連れの母親を動員した団体もあった。わが子の命を危険にさらすのは、安保法案ではな く、無責任な嘘をつく扇動者と、子連れでデモに参加した母親自身であることに気付くべきだ。
集団的自衛権の最大のポイントは、正当防衛の範囲が拡大する点にある。従来は危機に直面した友好国を助けることは 違法だった。それが正当防衛として認められるようになる。実施されたら困るのは敵だけなのだ。
すべての国連加盟国が集団的自衛権を行使可能だが、この権利を放棄してまで日本が米軍に依存してきた理由は、強引に 武力を奪った米国への報復だったのかもしれない。しかし、そろそろ自立すべきだろう。
世界中で安保法案に反対する国は、中華人民共和国(PRC)、北朝鮮、韓国の3つだけだ。
韓国は無視して構わない。無法国家のPRCと北朝鮮は法案成立で、従来通りの無法を続けづらくなる。これこそが抑止 力の強化である。
安保法案のキャッチコピーには「戦争をしたくないから、そなえる。」を推薦したい。
ケントさんは、第 18 回の「論理的思考能力を持たず、同時に恥知らず」で共産党の志位委員長を表現したように、日本語で本 質を現すのが巧なようです。この「正当防衛」も正面立って反対し難い言葉でしょう。そういう意味では、左翼の得意なレッ テル貼に対抗できるのじゃないでしょうか。
やはり、ケントさんは有難い日本の見方です。役立たずとどころか足を引っ張る事しか能力の無い外務省の役人が束に なってかかってもかなわないでしょう。本当に、ケントさんのように日本の為に仕事をして欲しいものです。