団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★習皇帝の演説に私という表現が増えた

2022年01月07日 | 中国

 追い詰められた習皇帝がいよいよその正体を隠さなくなったようです。何と、習皇帝の演説に私という表現が増えたのだそうです。
  本来なら私達と言うところを私としたところに習皇帝の意志が現れている。詰まりは、完全な独裁こそが習皇帝の意志ということです。

  Haranoさんがそんな習皇帝の意志がスマホ業界にも大きな影響を与えているようです。
  Chinaの経済がどうなろうと自分の地位さえ守れればそれで良いのでしょう。

 
  ポンペオさんもそんなChina独裁の恐ろしさを警告してくれています。

中国のスマホ業界に変な流れができる、監視ツールになり始めている スマホ、アップルはどうする?閉鎖に向かう中国、2022年の中国を展望!https://t.co/rfGfn6vtLz pic.twitter.com/ASc5pBIPHl

  金の亡者達も流石に習皇帝がここまでやるとは思っていなかったのじゃないでしょうか。
  ポンペオさんの警告のように習皇帝に人類の未来を指揮させないようにしなければならない。


★★吉田茂は結局、首相の器ではなかったのだ

2022年01月07日 | 政治の崩壊

 やはりあの胡散臭い吉田茂は日本をここまで劣化させた張本人だったようです。
  遂に、その器でなかったことを書いた本が出たようです。宮崎さんが書評で取り上げてくれています。
  吉田の人気はやはり金の亡者に堕落した日本だからこそでしょう。詰まりは、にわとりか卵の争いと言えるのじゃないでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)1月3日(月曜日)
 通巻7177号

  書評 

 吉田茂は結局、首相の器ではなかったのだ
  占領終了直後、決断さえすれば憲法改正はできた

  杉原誠四郎 vs 波多野澄雄『吉田茂という病』(自由社)

 吉田茂は、なぜか異様に高く評価されてきた。占領が解けて主権を回復したのに憲法改正をしなかった二流の政治家が。なぜ?  
 本書は正続二巻。副題が「日本が世界に帰ってくるか」となっている。
 吉田への高評価は第一に戦後の価値紊乱という背景があり、経済成長に政治家の評価の基軸が置き換わったからである。第二は 敗戦利得者たちの尋常ならざる暗躍の結果である。
 戦後最大の政治家は岸信介だが、なぜ売国的外交を展開した「土建屋」の方に人気があるのか。それは日本人の精神が病んでい るからだろう。

 占領軍の負の遺産を、継承し、拡大して日本をおかしくしたのは、公職追放者が去った後、その地位に就いた21万人の敗戦利 得者であり、まさに吉田茂が適切にGHQに対応する政治力があったら、日本は早くに正常に戻れた。正気凛とした日本が帰って きていたはずである。
「敗戦利得者」の代表格は宮沢俊義、横田喜三郎らだが、ほかにもごろごろいるのでいちいち名前を挙げて論評すると数千パージ が必要になる。
 なにしろ敗戦後、重要な人物は皆パージされるか、巣鴨に収監されていた。

 その場凌ぎができる口舌の徒、さしあたって米国と交渉の出来る能吏が必要で、外交官あがりの吉田はGHQのお眼鏡に適っ た。吉田は林房雄が主張した『大東亜戦争肯定論』のように長いスパンで歴史を見ていなかった。それがまず疑問である。単に昭 和十年代に起きたことを「変調」と捉えていたようである。

 「このような浅い解釈が既に吉田が、占領期、占領直後の日本を率いる首相の資格を有していない」。多くの「負の遺産」を残 したにもかかわらず、病気のような吉田評価が蔓延したと著者らは言う。そしてこう訴えるのである。

 「吉田の遺した負の遺産を克服し、負の遺産の結果『吉田茂という病』に陥ってしまっている日本を回生させることができるの ではないか」。
 二人は大東亜戦争の総括も大義もしなかった吉田茂を次のように評する。
 波多野 「主権回復後、即ち独立後も、吉田首相のもと、自らの手によって大東亜戦争を検証するという気運は起こらず、首相 としての吉田は全く無策でした」
 杉原 「こんなところに、吉田の宰相としての器のなさを感じる(中略)。他方で、外務省の戦争責任を隠して、けっきょく、 かの戦争の大義を語るどころの話ではない状態をつくる」(351p)

 重ねて保守陣営の吉田茂評価さえ、いまもビョウキだと著者らが言う。
 高坂正堯、永井陽之助、半藤一利、堤堯、保阪正康、百田尚樹、楠綾子らを俎上に載せ論理的に批判する。
 「吉田ドクトリン」なる標語をつくったのはたぶん永井陽之助だった。評者(宮崎)は、永井が北海道から東工大教授として東 京赴任になったとき(昭和42年だったか)に会いに行った。当時、かれの『平和の代償』はベストセラーだった。昭和四十年代 初頭にやっとこさ、観念論的平和論ではなく、リアリストが出てきたと思った。翌々年には神谷不二が関西から慶応大学にきたの で、またすぐに会いに行った。
 リアルポリティックスは確かに合理的なロジックだから、日本論壇で席巻しはじめ、入江通雅、桃井真、小谷豪治郎らがでてき た。
その前に高坂正堯が若くしてデビューしていて、何回か会ったし、京都の自宅にも伺ったことがあるうえ、ソウルのシンポジウム では同席もした。しかし吉田茂評価でまったく評者とは意見が合わなかった。とはいえ高坂教授は学生の面倒見が良い人だった。
高坂のすこし後輩が矢野暢、教え子に中西輝政、島田洋一らがいる。
 本書に登場しないが、名著『さらば吉田茂』を書いた片岡鉄哉も論壇で存在感があった。片岡は自らをゴーリスト(ドゴールの 自主独立、主権尊重路線)となのり、日本の核武装を唱えたが、米国のフーバー研究所で吉田茂を研究していた。米国生活を切り 上げ帰国したが、不在が永すぎたのか、筑波大学教授を務めていたが、途中で日本に嫌気してフーバーへ戻った。
 日本の論壇では受け入れなかったのだろう。新宿でよく呑んだ。ワシントンでも片岡に会ったことを思い出した。皆、故人と なった。

 さるにても吉田茂である。功罪相半ばでは♪なく、むしろ多大な「負の政治」を遺した。

  確かに金儲けということでは吉田の勝ちでしょうが、日本人が心を失ったという最大の罪は大き過ぎる。
  やはり、外務省出身だけに正しい国家観も歴史観も持っていなかったのかも。


★深センの凄まじい発展も終わりか

2022年01月07日 | 中国

 

Chinaの今回の人事で脚光を浴びた馬興瑞について宮崎さんが詳しくその意味を書いてくれています。
  その鍵は想像を絶する深センの発展にあるようです。宮崎さんがその発展の凄まじさを実際の目で見たことを書いてくれています。
  あっという間の成長は、やはり独裁国家ならならではの事なのでしょう。それだけに崩壊も一瞬かも。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)1月3日(月曜日)
 通巻7177号 

 ウイグル書記に「栄転」した馬興瑞は、なぜ次記政治局人事で注目されるのか?
宇宙航空ミサイル分野の花形「哈爾浜工業大学」教授、副学長を経験した実績

 唐突に深セン書記から新卿ウイグル自治区党委員会書記に「栄転」した馬興瑞は、なぜ次記政治局人事で注目されるのか?
 第一に彼は宇宙航空ミサイル分野で、軍の花形となった戦略ミサイル部隊に直結する哈爾浜工業大学教授、副学長を経験してい るからだ。
 第二に中国にシリコンバレーとして経済発展のめざましい深センの書記兼広東省省長だった。このポジションは歴代がそうで あったように無言裡の躍進が約束されている。
 鍵は深センという急発展の都会にある。

 最初に深センを「見た」のは1970年代央、香港のホンハム駅からのんびりと汽車で行く(特急も新幹線もなかった)。国境 の羅府のひとつ手前の駅からタクシー運転手が乗り込んできた「国境展望台まで安く行くから」とセールス。双眼鏡が設置されて いた。中国は未だ鎖国していた。
(嗚呼、あれがレッドチャイナか)という感じだった。遠景にはみすぼらしい風景が展開していた。
 80年代初頭だったと記憶するが、実際に深センに足を踏み入れたのは香港から旅行代理店が斡旋する日帰りツアーで、別刷の ヴィザが日帰りなのに必要だった。写真二枚。外国人ツアーに紛れ込んだ。香港の波止場から蛇口港へ、揺れるフェリーに乗っ て。当時は広東省宝安県で、人口は2万人程度だった。ガイドが当方の服装、靴、時計に異様な興味を持っていることが分かっ た。

 およそ文明化に遅れ、冷蔵庫は普及しておらず、もちろんエアコンはない。肉を天日のもと、屋台で売っていてビールもぬる い。時代遅れの電化製品と古着屋、貧しい漁村だった。歩道は舗装されておらず、行き交う車は滅法少なかった。
 広州市までバスに揺られ、花園ホテルのバアで休憩。「あんた日本人か。所属する単位は何か?」と聞かれ、職業は自由に選べ ると答えると信じられない顔つきだった。広州市は中国一先進的な都会だが、当時、外国人が宿泊できるのは花園ホテルと中国飯 店、東方飯店くらいだった。いまは無数の高層ホテルがあり、広州は中国一の所得を誇る。広州の繁華街をあるくと「ここは銀座 か」と錯覚するほどに繁栄している。

 トウ小平の南巡講話があり、先富論が叫ばれ、勝手気ままな投資も認められ、香港華僑、ついで台湾華僑が本格進出を始める。 窓口は深センで、国境の橋にあった旅行代理店で、日本円で26000円を支払い、半年有効の数字ヴィザが取得できた。ものの 20分だった。東京の中国大使館で不愉快な思いをしてヴィザを取得する必要がなくなった。

 改革開放が本格化し、のっぽビルが建つようになると、深セン駅前には闇両替、妖しげなポルノ、薬屋には「長生きできる妙 薬」とか。「80歳でも大丈夫」とか。電機部品の秋葉原のような安普請のデパートがあった。スマホどころが、電話機が並んで いて、旅行客は貸し電話屋に飛びこんであちこちに電話をかけていた。甲高い音響というより壮大な雑音が町中に響き渡った。
 町はまだ普請中、道路は囚人が工事をしていた。何かハリウッド映画のスタジオを拡大したような風景で駅突き当たりのシャン グリラホテルの最上階レストランから市内の全景が見渡せた。町辻のテントでは、横流しのセータやネクタイが山となって信じら れないほど安い値段で売られていた。

 以後、所要で香港へ行くたびに、深センに足を延ばし、何回か通っている裡に高層ビルが競うように林立し、地下鉄が縦横に、 そして日本人向けのナイトクラブに妖しげなホテル。筆者の定宿は駅前のボロ旅館で一泊3000円前後だった。
 いまとは逆で香港の中間階層のサラリーマンは、香港のマンションが高くて手が出ないので、深センでマンションを買い、毎 日、およそ35万人が香港へ通勤していた。三洋電機の深セン工場を取材したこともあった。

 いまの深センは中国のシリコンバレー、ハイテク企業が蝟集し、テンセント、ファーウェイ、鴻海精密等々。日本人学校もあ る。人口は1760万人。高層ビルは350棟以上。飛行場は二つ。株式市場もできた。新幹線は武漢とも、上海とも繋がった。 広州市経済圏とはマカオ対岸の珠海、仏山、中山、東莞と広州市までの沿線衛星都市が急発展し、メガロポリスの人口は1800 万人くらいだろうか、広州市経済圏と深センを併せると上海メガロポリスを超える経済力がある。
 だからこそ広州市、深セン市、そして広東省の書記に誰がなるかが、北京、上海と並んで注目を集めるのである。 
 広東は革命元帥のひとり葉剣英とその一族が長く治め、下放されたトウ小平を梅県で匿った。剣英の子、葉選平を説得して北京 へ呼び寄せ、ようやく広東の経済力を手にしたトウ小平は、広東省書記、広州市書記を中央から任命した。だから広東省書記を経 験した李長春、張徳生、王洋が政治局常務委員となり、同書記経験組の胡春華(副首相)に次期人事のスポットがあたり、中央の 大幹部への確実な階段となる。
 しかもシリコンバレーで繁栄を築いた深セン特別市の書記を経験すると、さらに早い出世階段を駆け上る。

 近年、張高麗、李鴻忠、そして先月、深セン市書記兼務広東省長の馬興瑞が、新彊ウイグル自治区書記に移動し、「悪代官」と 呼ばれる陳全国と交替することになった。前者ふたりは政治局常務委員に上り詰めた。したがって馬興瑞の政治局入りは確実であ る。
張高麗はテニスの女王との不倫関係がばらされ、スケベジジィとして有名になったが、天津特別市書記からトップセブン入りし た。そのあとの李鴻忠も2016年以来、天津市党委員会書記である。

  こんな成長の凄まじさを実際の目で見てきた宮崎さんだからこそその危うさも早くから警告されていたのでしょう。
  それにしても、独裁の恐ろしさを思い知らされます。そして、それを可能にしたのがDS(ディープステート)等のグロバーリスト達金の亡者なのでしょう。
  その崩壊が今年こそ見れると信じています。


★★NHKが南京虐殺を肯定

2022年01月07日 | NHK

 

NHKが未だに南京虐殺を肯定した放送をしているようです。本当でしょうか。

  宮崎さんのメルマガにそんな投稿がありました。もしこれが本当なら、NHKは完全に日本を敵に回しています。と言うか、完全にChinaの下僕です。
  やはり、解体しかないでしょう。反日売国左翼・在日・マスメディアを放置しておく限り日本人の目覚めによる日本再生は望めないのです。  

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)1月3日(月曜日)
 通巻7177号

(読者の声5)

 NHKは2021年12月11日に初回放送された「昭和天皇が語る 開戦への道 後編 日中戦争から真珠湾攻撃 1937-1941」の中で、日本軍が南京に於いて残虐行為を行ったことが事実であることを前提とする放送を行った。

 『敗走千里』[陳登元著、別院一郎訳(ハート出版)]には、南京大虐殺の虚妄、フェイクを中国軍兵士として参戦した支那人 が自ら語った貴重な証言があるなど、日本軍による南京大虐殺はもはや完全に否定されている。支那共産党やNHKなどの反日団 体は、朝日の慰安婦捏造報道にも匹敵する害毒をたれ流している犯罪行為を自覚し、歴史捏造工作を速やかに停止せよ。一連の歴 史捏造は世界の人々と共に発展していこうとしている現代の日本人の活躍にとって、極めて有害かつ不愉快である。

 また、しきりに支那事変を「日中戦争」と呼び替えようとしているようだが、番組タイトルも「支那事変から真珠湾攻撃」に訂 正することも要求する。
 放送法では報道は事実をまげないですること。意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかに することが定められている。真実を歪め悪意ある編集を行い、放送法を踏みにじる番組を放送したNHKは完全に違反していると いうほかはない。

 NHKはみなさまの受信料をこのような反日プロパガンダになぜ使うのかも説明すべきである。NHKが反日プロパガンダを続 ける限り、私は反日活動を支援するのに使われる受信料の支払いを絶対に拒否する。狂った公共放送は不要。善良で良識ある国民 であるなら、私に続いて受信料支払い停止を検討してもらいたい。資金源を断つ以外にNHKに違法行為を止めさせる手段はない だろう。反社組織に資金提供してはならないのとまったく同じである。 (MH生)

  それにしても、こんな報道に政府・自民党から何の声も上がらないのも恐ろしい。それとも、誰もNHKなんて見ていないのでしょうか。
  国民が誰も見なくなればどんな放送をしようと勝手ですね。そんな放送局に誰が視聴料を払うのか。


★「陸軍中野学校」の教え

2022年01月07日 | 政治の崩壊

 日本がスパイ天国と言われて久しいが、相変わらず腰の座らない政治がそれを防ぐことも出来ずにいます。
  その日本が戦前に持っていた陸軍中野学校を詳しく分析してくれた本が出たようです。
  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。日本は政治が本気になればまだまだ再生する可能性はあるのです。
  それを職を失うことが怖い政治家が阻止していると言っても間違いはないでしょう。
  要は、政治家の覚悟次第。その覚悟は国民のバックアップにあるということでしょう。
  いずれにしても、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」です。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)1月1日(正月元旦)
 通巻7176号 

  書評 

 英米が日本に「ファイブ・アイズ」に加盟せよと誘っている
  日本には法的欠陥、まず何を準備し、何から始めるべきなのか

 福山隆『「陸軍中野学校」の教え』(ダイレクト出版)

 国家安全保障の根幹はインテリジェンスであり、基本的な情報と、諜報が整合され、システマティックに軍事力と連携する(は ずである)。
かつて日本でも、諜報工作は武将たちによって広く理解されていた。信長、秀吉、家康は諜報能力に優れていた。
 日々戦いに明け暮れ、軍事情報が思考の基軸となると、必然的にインテリジェンスは磨かれるのである。
 近代国家として富国強兵の道を歩んだ日本でも、インテリジェンスのエキスパートを育てるために中野学校が創設され、 2500名の卒業生がいる。
 あの小野田寛郎少尉がでた学校である。浜松に二俣分校があった。多くの逸材が集まり、インテリジェンスを叩き込まれ、世界 に散った。とくにアジアの現地で様々な諜報活動に従事した。
 その諜報能力は世界のトップクラスだった。いまの日本の壊滅的な情報収集、分析、評価能力に比べると雲泥の差があった。
情報の世界はギヴアンドテイクである。何もない日本にはろくな情報が入らない。それでも中国の脅威を前にして、言語的に文化 的に近似する日本の中国分析を欧米は必要とする時代となった。
 英米が日本に「ファイブ・アイズ」に加盟せよと誘っている。時代の変化の迅速さ、しかしスパイ防止法のない日本には欠陥が ある。まず何を準備し、何から始めるべきなのか? 本書が縷々提言している。
 著者の福山氏は元陸将。じっさい現役時代に諜報任務に携わった。韓国駐在武官、ハーバード大学アジアセンター上級研究員を 経て現在は軍事評論家として活躍されている。
 評者(宮崎)も、インテリジャンスに関してこれまでかなり突っ込んだ議論をしてきた。
ソ連KGBレフチェンコ証言の翻訳から、戦国武将の情報学、黒田官兵衛のインテリジェンス、孫子の解題、CIA副部長で JFK政権のときキューバのミサイル危機に対応したレイ・クラインの著作は殆ど評者がプロモートした。『ソ連スパイの手口』 など十数冊を世に問うてきたものの、中野学校に関して詳細な研究をしたことがなかった。
  中野学校の創設にあたっては、先駆者がいた。
 河上操六、田中義一、中村天風、石光真清、福島安正、廣瀬武夫、明石元二郎らだ。
 本書はこの人たちの簡潔な紹介と業績をたどり、ついで中野学校卒業生らの「活躍」の足跡を辿る。
 南方作戦をささえたF機関、ハリマオ、南機関。そしてインド、ベトナム、インドネシア独立戦争を背後で支えた日本軍人らの 紹介がある。
戦後のGHQとの関係、キャノン期間、藤原岩市、小野田少尉、三島由紀夫のクーデタ計画に加担した山本舜勝らが時系列に体系 的に描かれて、読み応えがある。
 さて概論は本書にあたって頂くとして、評者、この本を読みながら個人的には別の印象深い想い出がある。
 十数年前、大分の竹田城を団体で見学したとき、自由時間があったので、タクシーを雇い、廣瀬神社へ行った。
 軍神となった廣瀬武夫は、故郷で祀られている。神社脇の記念館に飾られていた青年時代の廣瀬の写真をみて、戦慄が走った。 なんと森田必勝(縦の会学生長)とそっくりではないか。
 森田とは学生時代、同じ釜の飯を食べたが、彼が「全日本学生国防会議」の議長になるまでに評者らは旧軍関係者を訪ね歩き、 戦後初の学生の国防サークルの連合体発足に理解と協力を求めた。今村均、藤原岩市、岩畔豪雄、源田実、その関連で田中清玄と いう怪人物や児玉誉士夫ともあった。
 藤原が三島由紀夫を自衛隊とつなぎ、楯の会結成以後、三島が描いたクーデタ計画と密接な関係を持ったのが、中野学校で遊撃 戦、心理戦などをおしえた山本舜勝だった。
 本書はこの三島─楯の会─山本─インテリジェンスの側面をカバーしている。
 結語に福山氏はこう言われる。
 「日本は戦後、アメリカから『核の傘』と『情報の傘』を提供されてきた。アメリカの『情報の傘』の下に身を委ねる日本は 『耳のないウサギ』、『目のない鷹』、と同様で、アメリカの後を付いて行くほかに道はなかった」。
しかし、「情報体制を(日本が)強化すれば『早耳ウサギ』『鋭い目を持つ鷹』に変貌できる」(310p)
 「日本の真の独立は情報の独立」だ。今後の日本の情報戦略立案に必読の書と言える。

  真の独立は正しい国家観と歴史観を持った指導者を育てるしかない。今の平和ボケ指導者達には絶対に出来ない。
  やはり、教育とマスメディアの改革しか日本人を変えることは出来ない。これをやらずに日本が目覚めることはない。


★判定! 高校「歴史総合」教科書

2022年01月07日 | 文科省・教育改正

 昨日、櫻井さんの留学は本当に役に立った良いものだったと書きました。偶然でしょうか、宮崎さんが伊勢雅臣さんの本を書評で取り上げてくれた中で、留学から帰って櫻井さんのように気が付いて勉強する人は3%以下だろうと喝破してくれています。
  やはり、そんなものなのでしょう。だったら留学なんて必要ないと言えば言い過ぎになるでしょうか。

  そんな優等生を育てる教科書の酷さを伊勢さんが詳しく調べて書いてくれた本を紹介してくれています。
  この問題に真剣に取り組まない政府・自民党は存在価値が無いのじゃないでしょうか。職を失うのが怖くて追求することも出来ない議員なんて必要ない。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)1月1日(正月元旦)
 通巻7176号
  
  書評 

 高校生にこんな歴史を教えて、愛国心が育つのだろうか
  根本の問題は文科省検定、学習指導要領のいびつさ、左翼教師らの猖獗が続いている

  伊勢雅臣『判定! 高校「歴史総合」教科書』(グッドブックス)

 「普通の国」では、歴史教育とは国民の愛国心を培うものである。
 日本では、歴史教科書を読むと日本の過去の出来事は殆どが悪いことになっており、愛国心が芽生えないかのような仕組みが隠されている。敗戦後遺症がまだ尾を引いている。GHQの洗脳は解けていないどころか悪性のウィルスに深化したようである。
 令和四年から高校の歴史教科書が換わる。
 これまで高校教育の現場では、驚くなかれ、歴史は選択科目だった。年表暗記という無味乾燥な内容の教科書のうえ、記述が問題だらけ。典型例は、外国へ行って日本の国のなり立ちや神話を聞かれると、ほぼ99%の日本人が『何も知らない』。恥ずかしい思いをして帰国する。留学生ですらそうである。
 学校で古事記、日本書紀を習わない。古文は漢文だけ、国語は当用漢字と面妖な左翼作家か朝日新聞の引用である。
 だから海外で恥をかいた日本人は、帰国後、猛烈に歴史の勉強を始める。という稀有な人は、おそらく3%以下である。なぜなら書店に行って歴史コーナーを見れば、一目瞭然。その貧弱なること。
 欧米の書店へ行くとHISTORYのコーナーは豊かである。

 そこで伊勢氏は七社の歴史教科書を熟読し、はたして及第点のとれる教科書があるのかどうか、詳細に比較検討し、一覧表も掲げて、採点をしたのである。労作である。
 結果。及第点は明成社、かろうじて合格点すれすれが山川出版社。残り? 帝国、清水、第一、東書、実教育の五社は『不合格』である。(5点満点で、明成4・4,山川3・0,のこりは3以下)。
 五社の歴史教科書の記述は巧妙な仕掛けがあって、肝心なことを書いていない、あるいは日本が悪いような刷り込みの文章が工夫がされ、「問答無用型」「イメージ刷り込み型」「思想誘導型」「断罪型」がある。中学の歴史教科書と同様に、或る特定のイデオロギーをもつ人々が、背後で『連携』し、しかも肝心要の文科省が、これほどひどい中味の教科書を検定合格としているという現実がある。単に敗戦後遺症、自虐史観、左翼残存勢力の組織的支援などの問題だけではない、もっと深い企みが底に潜んでいるのではないか。
 近現代史において幕末「攘夷」の評価、日清戦争、台湾統治、日露戦争、朝鮮統治、日華事変、大東亜戦争の八つをテーマに選択し、七社の教科書を読み比べて、斬り込む。
 高校生にこんな歴史を教えて愛国心が育つのだろうか?
 根本の文科行政のいびつさ、左翼教師らの猖獗が続いている現実が明らかになる。

  こういう教科書で育った優等生が政・官・財・マスメディア等のお偉いさんとなり日本を率いているのですから日本再生なんて不可能じゃないでしょうか。

  ねずさんの言われるように日本を信じたいが、どうにも不安です。

  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」としか言い様が無い。


★隣国が米国に世紀最大の裏切り行為!米国「敵国にF35は不要だ!

2022年01月07日 | 鎖国のすすめ

 Koreaがとうとう虎の尾を踏んだようです。日本に何をやっても良いということが習慣となっているので、他も大丈夫と油断したのでしょうか。
  アメリカの戦闘機のブラックボックスを勝手に開けるのは以前も問題になっていたはずですが、懲りずにまだやっていたのでしょうか。
  と言うか、奴等にとっては秘密をChinaや北に流すのは当たり前のことなんでしょう。要は、アメリカが甘かったがやっと気がついたということじゃないでしょうか。

  面白い動画がありました。

 

  やはり、特亜3国は地上から消えて欲しいものですが、今の時代それは言えないだけに、せめて経済破綻で世界の邪魔をせずに静にしていて貰いたいものです。


★熱光発電デバイス

2022年01月07日 | 太陽光発電

 太陽光発電も孫・アレ(菅)等の悪党によって おかしな方向に行ってしまいきちんとした発展から外れてしまったようです。

  本来なら、発電効率のアップやコストダウンの本道を進んで欲しかったものです。もう、そんな開発も終わったのかなと 思ってましたが、どっこいまだまだ頑張ってくれている方達が居られるようです。
  何と、京大でもそんな開発が続けられていたようです。


   こういうのが本物になって発電効率を上げ、太陽光発電が本物になる日が来ることを期待したいものです。
  折角、世界を救う可能性のあるものを金の亡者達によって潰されるのはあまりにも勿体ない。

やはり、マネーゲームの中止が必要!