アメリカのChinaに対する半導体技術の規制はザル法のようです。何と、14ナノ半導体技術が抜けていたようです。
宮崎さんが取り上げてくれています。やはりバイデンは使い物にならないようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)11月15日(水曜日)参 通巻第8004号
バイデンのやることは手遅れのザル法ばかり
中国が14ナノ半導体技術を獲得した情報はどうやら本当らしい
「米中経済安全保障評価委員会」が11月14日に発表した年次報告者には衝撃的な事態が書かれていた。753ページもおよぶ詳細なレポートにはオランダ製の14ナノ製造機器が中国にわたっていたとした。
米国の規制、つまり半導体製造装置の対中輸出禁止にも拘わらず、最先端器械が中国に輸出され、これによってファーウェイの5Gスマホ(10ナノ達成と騒がれた)が、これらの製造機器を改良して、半導体の高性能技術を達成したと報告されていた。
https://www.uscc.gov/annual-reports
同委員会は2000年十月に設立された政府組織であり、議会に年一度の報告書を提出する。
バイデン政権の中国締めだし政策や商務省のエンティティリストによる輸出禁止措置にも拘わらず、中国企業のウォール街上場は262社、その時価総額は7750億ドル(116兆円)にものぼったことも同時に報告された。
さきに有力なシンクタンクCSISが同様な報告をだして警告したが、全世界のシンクタンクをランク付けしたペンシルベニア大学によるレポート(Go to think tank indexの2014年版)によると、CSISは防衛、国家安全保障で世界第1位、外交政策、国際関係論で第5位に評価されている。
CSISの報告レポートは、半導体をめぐる対中輸出規制や、ファーウェイの動向などを分析し、新しいスマホ「Mate60Pro」のプロセッサーが同社子会社によって設計され、中芯国際集成電路製造(SMIC)で製造された半導体が使われているとした。
やはり、金の亡者達はどうにもならないようです。人間とは本当に悲しいですね。
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