子供の頃何故かミツコという香水があることを知っていました。映画か何かでみたのかもしれません。
それが、日本の女性の名前であることを知ったのはねずさんのブログでした。それからも何度も書いてくれています。
それにしても、戦前の日本女性の凄さには驚かされます。やはり、日本は女性が支えていたのでしょう。
こんな凄い女性が今の日本にどれ程おられることか。男も一緒ですね。
何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。
ねずさんの学ぼう日本 2023/02/06
光子物語
・・・略
第一次大戦後、「民族独立」のスローガンの中で、オーストリア・ハンガリー帝国は分断され、ハンガリー、チェコスロバキア、ユーゴスラビアなどが新国家として独立し、ポーランドやルーマニアにも領土を割譲されて、解体されてしまいました。
大戦で疲弊した上に、28もの国がアメリカの2/3ほどの面積でひしめき合ったのです。
https://nezu3344.com/blog-entry-5862.html
民族対立の火種を抱えたままでは、いずれヨーロッパに再び大戦が起こり、世界の平和が脅かされます。
ならば、逆に欧州は統一した連邦国家となるべきではないか。
リヒャルトのこの大胆な提案と思想は、敵対と対立、対立と闘争という概念を煽られ、それしか知らなかった当時の欧州において、日本的な「和の精神」をもたらそうとしたものです。
そして、リヒャルトの母が日本人であるという事実に、さまざまな新聞が当時、光子に新しい名称を贈りました。
その一例を示すと、
「欧州連合案の母」
「欧州合衆国案の母」
「パン・ヨーロッパの母」等々です。
リヒャルトの生涯をかけたた理想と運動は、その後もヨーロッパの政治思想に大きな影響を与え、第2次大戦後のヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)、ヨーロッパ経済共同体(EEC)、そして現在のヨーロッパ連合(EU)に至っています。
リヒャルトは母・光子についてこう述べています。
「彼女の生涯を決定した要素は
3つの理想、すなわち、
名誉
義務
美しさ
であった。
ミツコは自分に課された運命を、
最初から終わりまで、
誇りをもって、
品位を保ちつつ、
かつ優しい心で甘受していたのである。」
名誉と義務と美しさと、誇りある品位。
これらは日本人が日本人であるがゆえの美質です。
そしてそれは、世界が求める万国共通の美質でもあります。
「名誉と義務と美しさと品位」
そんな日本を取り戻したいと思います。
それにしても・・・
幕末から明治にかけての一介の長屋住まいの町民の娘の子供の頃の躾(しつけ)が、西欧貴族社会のどの家庭の躾よりも厳しかったという事実。
そしてそんな日本は、西欧社会の日本に渡航してくるような当時のVIPたちからみて、「日本人ほど子供を可愛がる国はない。日本の子供たちは実に伸び伸びしている」と言わせた事実。
このことが示す意味は、とても大きいと思います。
昨今では、子供たちにガマンすることを教えません。
たとえば逆上がりができなければ、「できる子もあるし、できない子もある」と放置されます。
けれど私たちが子供の頃までは、できなければ、できるまでやらされました。
放課後に残ってでもやらされました。
狼に育てられた子供は、狼のままで人に戻ることはありません。
人は、人として躾(しつ)けられて、はじめて人になります。
人とのしての躾のない者は、人ではなく「人の皮をかぶったケモノ」です。
現代日本人は、いま国をあげてケモノつくりに励んでいます。
教育は人を育むものです。
本来の日本の教育を、しっかりと取り戻したいものです。
それにしても、こんな教育を捨ててしまった戦後の日本は余りにも情けない。何としても取り戻したいものですが、教育界自体にその気概が無いのが余りにも情けないですね。
やはり、正しい国家観も歴史観も持たせない教育で育てられた情けない日本人が目覚めない限りは不可能でしょう。
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