昨日地球の内部の話題を取り上げたところ、何と、トンがでその内部の噴火が起こりました。
やはり、人間の力はまだまだ自然の克服には遠いようです。と言うか、征服出来ると考えるのが烏滸がましいのでしょう。
この噴火で、海底ケーブルが分断され人類得意の情報が途絶えて未だにトンガの様子が分からないようです。その為、救援に動くことも出来ないようです。
この噴火による影響もどこまで深刻になるかも分からない。やはり、人間の力は余りも小さいようです。
引いたアングルから。
— やまごん🛰 (@sado_kouta) January 15, 2022
現地の被害が心配です。そしてこれほど大規模な噴火なので、火山灰による大気、日照、航空機への影響も気に なり ます。続報を待ちましょう pic.twitter.com/nFz1DuPz6b
15日に大噴火し、津波を起こした火山は「フンガ・トンガ―フンガ・ハアパイ」と呼ばれる。
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 17, 2022
宮崎さんがトンが取材の経験を書いてくれています。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)1月18日(火曜日)
通巻7189号 <前日発行>
トンガ王国を襲った火山の爆発と津波
遠くカリフォルニア、日本にも津波が押し寄せた
トンガ王国の人々は日本に特別な親しみを抱く、親切な国民が四つの島々にのんびりと暮らす(ほかに七十近い無人島があ る)。緑の広場は王宮、ここはのどかそのもの。
トンガから近い国は東にタヒチ、北東にサモア、西へフィジー、バヌアツ、ニューカレドニア、南西にNZと豪が位置す る。
海底火山の爆発で1万5000メートルまで煤煙が噴き上がり、首都のヌクロファは火山灰でうまった。NZと豪は救援プ ランをすぐさま発表した。
火山爆発後、津波がやってきた。この津波は北米から南米へも拡がり、チリでは死者を出した。フィジーの首都スバの海岸 は浸水し、日本にまで津波が襲い、岩手県久慈港で1メートル10センチ。四国では漁船転覆事故がおきた。
トンガへ行ったことを思い出した。宿泊したホテル、浸水しただろうなぁ。
何処で乗り換えたか? たぶんフィジーだったように記憶する。
トンガ國際空港は島の南端にあって北の海岸線(このあたりが国際的なリゾート)まで小一時間かかる。途中の景色はと言え ば、トウモロコシとイモ畑、野菜畑、椰子。民家は平屋建て。首都に近付いても二階建ては稀少で、素晴らしく文明に取り残 されたド田舎風景がつづく。平面な光景である。
ようやく海岸線が見えて、一番高い建物は中国大使館(三階建て)。日本大使館はその奥で目立たない。ホテルはかろうじ て二階建てだった。敷地の真ん中にプール。その脇にバアとレストラン。結局、朝、昼、夜の三食はこのレストランで食べ た。ホテルの従業員に背の高い男がいて、話し込むとご先祖は北欧のバイキング。鯨を追って百年ほど前にここまでやって来 て住み着いたのだという。捕鯨船は、ここまできたのか!
観光資源と言ってもかぞえるほど、高波が押し寄せる崖、古代の墓場。オーソドックスな雰囲気があるのは、王宮の瀟洒な つくり。
ドライブにでると田畑の廃屋がぽつんとあって「これが曙の生家です」という。
横綱・曙はサモア育ちだが、生まれはトンガだったのだ。このことでも分かるが肥満型の国民が多く、しかし歴史は古く三 千二百年前から開け、古墳のような場所があった。
目抜き通りは海岸線に並ぶホテルが七つ。裏のメイン通りにぽつんとトンガ料理店、バア、ロッジが一軒。それでこの「首 都」のすべて。中国人はそれほどいない。
筆者のようなせっかち人間は三日間だけの滞在で飽きたが、のんびりと釣りとか読者したい人なら、暮らしやすい国だろう と思った。
その宮崎さんがその目で見たトンガがどうなっているかも分からないのが何とももどかしいですね。
トンガ火山、陸地がほぼ消滅https://t.co/mGLxizOdf7
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 18, 2022
海底火山の海域には海面上に285ヘクタールの陸地があったが、現地時間17日午前10時53分(日本時間同6 時53分)に撮影された写真では、陸地がほぼ全て消滅巨大な噴煙に稲妻… トンガ火山噴火時の映像公開 豪・NZは調査に乗り出すhttps://t.co/0PT5EB27V5
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 18, 2022
もう今頃は、海底ケーブルの接続されて状況も分かっているのでしょうか。
やはり、今年は富士山噴火や東南海地震などもあるのかもしれません。
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