ソフトバンクの大打撃を、7日、「サウジ、SBとの太陽光発電事業棚上げか」で取り上げ大喜びしましたが、敵は甘くなかったです。
何と、トヨタとの提携と言う驚くべきニュースが飛び込んできました。トヨタに何があったのでしょう。
それでなくても、9月10日、第1275回の「トヨタ、出遅れ中国で逆襲」で取り上げたようにここに来ての中国への傾斜に嫌なものを感じていただけに不安を感じます。
産経ニュースより 2018.10.4
トヨタとソフトバンク提携 相乗り・自動運転…共同出資会社を設立
トヨタ自動車とソフトバンクは4日、新しいモビリティー(乗り物)サービスの構築に向けて提携すると発表した。共同出資会 社を設立し、年度内に事業を開始。将来的にはトヨタの自動運転車両を使ったライドシェア(相乗り)や移動コンビニ、医療、オ フィス空間提供などのサービスを行い、海外展開も視野に入れている。
新会社は「モネテクノロジーズ」(東京)で、出資比率はソフトバンクが50・25%、トヨタが49・75%。資本金は20 億円から始め、100億円まで増やす予定だ。社長はソフトバンクの宮川潤一副社長が務める。
モネは平成32年頃まで、過疎地で自由に移動できない人向けに、中・大型の車両を使って送迎などを行う。宮川氏は「将来の 自動運転社会の課題、ニーズを見つけたい」と話した。
そして規制緩和や自動運転技術の蓄積された2020年代半ばに、トヨタが開発中の自動運転機能を持つ箱形の電気自動車 (EV)「eパレット」を使ったサービスを提供する。
消費者のもとにコンビニのように多彩な商品をそろえた車両が来たり、「移動するオフィス」として使ってもらったり、病院ま で移動しながら診察前検診を行ったりすることなどが想定されている。こうしたノウハウを持つ会社と連携しながら基盤を構築 し、市場拡大が見込まれる自動運転車によるサービスの主導権を握る狙いだ。
トヨタの豊田章男社長は、「自動車業界は100年に1度の変革期を迎えている。モビリティーカンパニーを目指すトヨタに とってソフトバンクとの提携は不可欠だ」と強調。ソフトバンクの親会社、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、「これ は提携の第1弾だ」と、協業の分野の拡大に意欲を示した。
ソフトバンクに騙されて引き摺り込まれたのか、それとも、トヨタに密かな策略があるのか。何とも不気味な提携です。
トヨタ自体は、それ程好きな企業ではありませんが、日本のトップ企業がおかしなことになると日本にとっては大変なことになると思われるだけに心配です。何か考えがあることを信じたい。
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