何と、あの福島第一原発の防潮堤の増設が決まったのだそうです。あの吉田所長が死の淵でもその増設が決まらないことを心配していたと青山さんが言われていたものです。
この素晴らしい仕事の早さに驚きます。あの無駄なトリチウムのタンクの設置とどちらが大事かの区別も付かないのでしょうか。
もし、防潮堤が完成するまでにもう一度津波が来たらどう釈明するつもりだったのでしょう。とは言え、まだ完成までは間がありますからどうなることやら。
それにしても、この件が象徴しているように、アレ(菅)によって無茶苦茶にされた原発問題を未だに放置している安倍政権には呆れるしかないですね。これも、憲法改正の為の匍匐前進なのかとは思いますが、それにしても、納得が行きません。
産経ニュースより 2019.1.12
増設防潮堤の高さ11メートルに 福島第1原発の津波対策
東京電力は、福島県の海沿いにある福島第1原発で増設する防潮堤について、海からの高さを11メートル、全長約600メー トルの規模とすることを決めた。平成31年度上期に本体工事に着手し、32年度中の完成を目指す。津波による重要設備の被害 も軽減でき、廃炉作業の遅延も防ぐ狙いがある。
超巨大地震をめぐっては、政府の地震調査委員会が29年に公表した長期評価で、北海道南東沖から北東に延びるプレート境界 「千島海溝」沿いでマグニチュード(M)8.8程度以上の地震が30年以内に起きる確率を7~40%と推測した。
これを受け東電が、より広範囲でM9.4規模の地震が起きる想定で試算すると、最高水位10.3メートルになる津波が第1 原発に襲来し、防潮堤なしでは原子炉建屋などがある海抜8.5メートルの敷地が最大1.8メートルの高さまで浸水する可能性 がある。
それにしても、政府も東電も、あの防潮堤を放置していたとはもの凄い度胸をしていますね。吉田所長とは人間の出来が違うようです。
決まったと雖も、まだ、平成より悪くなりそうな次代が控えているというのに呑気なものです。やはり、国民のことなんか頭の角にも無いとしか思えません。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます