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私がクマにキレた理由

2014年06月21日 15時54分23秒 | 洋画2007年

 ◇私がクマにキレた理由(2007年 アメリカ 106分)

 原題 The Nanny Diaries

 staff 監督・脚本/シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ

     撮影/テリー・ステイシー 美術/マーク・リッカー

     衣裳デザイン/マイケル・ウィルキンソン 音楽/マーク・スオッゾ

 cast スカーレット・ヨハンソン クリス・エヴァンス アリシア・キーズ ドナ・マーフィ

 

 ◇子守のねえや

 昔、それなりの家には、ねえやがいた。

 子守をする若い女性のことで、

 ねえやの多くは住み込みで、

 童謡にも歌われてる。

 ところが、このシステムはいつの間にやら日本から無くなった。

 ぼくが知らないだけなのかもしれないんだけど、

 ぼくの知るかぎり、どこの家にもねえやはいない。

 ベビー・シッターすら少なくなってるし、

 事件をひきおこしたりしたベビー・シッターまで出る始末だ。

 ところが、欧米はそうじゃなくて、

 大人が夜出かけるときには、かならず、ベビー・シッターを置く。

 置かないと罰せられる国もあるようで、

 まあ、ぼくとして当たり前だとおもうんだけど、

 ベビー・シッターを頼んで夫婦でお出かけするなんてことは、

 まずもってこの国では聞いたことがない。

 家政婦さんがいる家はあるし、子供の世話もすこしだけ見てくれるけど、

 かといって、この映画のようなナニーがいるかといえば、おもいあたらない。

 ただまあ、このところ、

 洋の東西を問わず、ベビー・シッターの質は低下しているのか、

 あるいは、頼む方も疑り深くなってるのか、

 監視カメラを仕込んでいる家庭も少なくなくなってるらしい。

 だからといって、

 クマに隠しカメラとか仕込まれてたら、そりゃキレるわね~。

 以下、関係ないながら、

 スカーレット・ヨハンソンは、ほんと、ハリウッドで可愛がられてる。

 いったいどこがいいのか、いまひとつよくわからないんだけど、

 子役の時代からすくすくと育っている気がするんだよね~。

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