生協で買い物をしていた。翆の書き出しリストを持って買い出しが終わり、窓側のテラスでアイスクリームを食べていた。
あら制服姿の小春がやってくる。
「今年から中学生なんだ。小春も夕飯の買い物なの」
小春「うん。制服の試着、これ明菜姉ちゃんのお下がり。明菜姉ちゃんがスカートは短い方が格好いいというのでミニにしちゃったの。それでぇースタイルがいいから喜んで着ていたわけ。でも小春は、なんかパンツが見えそうで・・・、これへんくないーー」
「プハッ!(笑)頭デッカち、いやいや、そんなもんだろう。パンツなんかみえたっていいじゃん」
小春「そんな事いうのはオジサンだけよ!!。絵具がついているしなんかボロだよね。やっぱり変だよねぇーーー!」
「裏に織り込んであるから長く延ばせるんじゃない」
小春「少し伸ばせるかなぁー。これアタシがすんの?」
「だってぇー、アチキじゃできないよ!!!」
小春「脱いでオジサンにやってもらおうと思ったけどなぁー」
「はあ、その間小春はパンツ姿でいるわけ?」
小春「あたしのパンツ姿をチラチラとみたいでしょ?。見たくないのーーー」
「いや、そういうことじゃなくてさぁー・・・」
小春「フゥーーん、アタシのパンツ姿を見たくないんだぁ・・・。女の子に対して失礼よ!」
「ハアーーっ!!!、なんか珍奇な展開だな!?・・・」
話題を変えたろ!。
「どこの中学校?」
小春「せいえん中学校」
「公園の側だ。どんな字書くの?」
そういって曇った窓に小春が指で書いてくれた。
小春「菁園」
「それで"せい"と読ませるのかぁー!」
小春「公園の側、まだオジサンと会えるね」
「会えるどころか学校の窓からみえるけどぉー」
小春「やっぱ、ママに裾直ししてもらおうっと・・・・」
小春もユウ君とセックスしたぐらいだから顔だけは立派に女だし、小学校の頃は格好が良かったのに、何故か中学校の制服を着ると突然ダサくなるなぁー。
頭が歩いて行くみたいだな。そのうち眼もなれるんだろうけど。
外は陽が沈みつつ、夕焼けが綺麗だ。
・・・・
もう雪が融けてしまった小樽の街である。