Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak527. 小樽の旅10. 吹きだまり

2021年04月21日 | field work

 

 小樽に出かけた時の撮影機材システムは簡単。

NikonF3HP+MD4に、Planar50mm/F1.4T*ZF2

Nikon Dfに、Distagon25mm/F2.8T*ZF

どうせ寒いんだから手袋を付けたままボタンを突っつくのは無理や、ここはアナログの方が便利だ。

それでも、機材&フィルム総重量3.364kg、リュックが1kg弱あるから、Peachの持込手荷物7kg制限だと、あと2.6kgしか荷物が入らへん。

さて寒波が来ている最中に積丹半島へ出かけた。

横殴りの雪のなかを30分も歩けば機材は雪まみれ。特に防滴仕様ではないが、それでも動作するのはありがたい。

この程度ならまだよった。

翌日、小高い丘の上にある小樽公園から街へ下ろうと思ったら道なんか雪の下で不明。

でっ、地元の人に尋ねた。

「菁園中学の方へ下りたいんだけど!?」

「団子坂をおりればいいですよ」というので雪の上に地図を描いて丁寧に教えてくれはった。

そのとおりに歩いたら、道なんかあらへんのよ。

よう見ると目の前に高さ2mの吹きだまりができているわけ。

ここを、越えろちゅうことかなぁー!?。

でっ吹きだまりに体当たりしたら、その先に急傾斜に下る空間が見えてる。

ここかあー、ちゅうので降り始めたら、おおっ!、美しいではないか・・・

そう思って下っていったら次第に腰まで沈んでゆくわけ。

ああっ!、だよ・・・

都会の真ん中で遭難はやだぜ。

だからせめて写真ぐらいは撮っておこうと思ったん。

もう一枚と思たら身体がずんと沈んで、それでも撮ったらレンズの前にへばりついた雪が写ったん。

アチャー、黒いボディが白に変わってるじゃん。

雪を振り払ったら氷になってボディにへばりついてる。

それでも機材は壊れへんかったから、このシステム、雪んときはええんちゃう。

このシステムで、また雪の小樽の街を歩きたいけどなあ・・・。

(3月5日記)

 

2021年3月2日 小樽公園

NikonDf,Distagon25mm/F2.8

1)ISO400,露出補正0,f/11,1/1000

2)ISO400,露出補正0,f/11,1/1000

3)ISO400,露出補正0,f/11,1/100

4)iPhon7

ISO20,3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/638

コメント
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