ここは砂漠だ。
翆が騎乗位でのってきた。
緩い膣はウルウルと濡れて感触が心地よい。
そのまま翆に腰を動かせていると、やはり刺激はされてくるのだろう。
締まって刺激されると言うよりも、ユルユルと夢見心地にさせてくれるのだ。
そうした切っ先が翆の子宮口にあたる頃、翆は激しくあえいでいる。
女の性は灰になるまで、そんな言葉を聞いたことがある。
それは出産のためのセックスと言うよりも女という生き物の性なのだろう。
出産は、その一過程に過ぎない。
夢かぁー・・・・
翆「アチキー、今日も朝立ちしているよ。夕べもしたのに凄いねぇー」
「うんーーーーー」
翆「よし、しごいちゃおう。オトコの人が元気な証拠だからね」
燃えていて起っているわけではないが、刺激されると次第に性欲がチャージしてくるようだ。翆の細い指がそういう感じにさせてくれるのだろう。
「その細い指の感触がぁー・・・・・」
翆「細い指がどうしたの・・・、アッビクビクしている。出そう、出しちゃおう」
そういって指のピストン運動が早まり、アチキの包皮をグッとさげて・・・
ゆくゆくゆく・・、そういって翆の手の中に射精しちまった。
翆「今日も出た!、素晴らしい、もう三日連続だよ」
そういって翆がほおずりしてくる。可愛い奴だなぁー。暖かくなってきたから、少し疲れが吹き飛んで夢を見るようになったんだろう。しかし出した後身体が脱力感で布団に沈み込んだままというのが心地よい。きっと翆は、今日も看護師達と『三日も朝立ちしてだしたのよ』・・、なんて話をしているかもしれない。
まあ幸せな時間が少しずつもどりつつあるのだろう。
布団に潜り込んだアチキの身体は動かない。
今日も遠くで翆がいってきます、という声が聞こえた。
春の声のようにも聞こえ、まだ二度寝してしまった。
・・・
小樽、春が来る。