高校のクラス対抗の合唱コンクールで初めて、ミッシェルの合唱を聴いた。音楽大学に行った、K君がアレンジし見事なハーモニーが体育館の会場に響いたのが今でも覚えている。別のクラスでは、荒くれ者の四人組がバケツをたたき、箒でギターを演じてギャーギャー歌っていたようである。それらが、ビートルズとの出会いであった。それから数年後、ギターで曲を作るようになってから、ビートルズに関心を持ち始めたが、突飛な彼らの行動にはついていけなかった。でも、数多くのヒット曲には興味を示し、口ずさんだ。・・・・・~~~~・・・・・あれから、半世紀近く経過し、昨夜のポールのコンサートには、多くの我々年代が涙を流して一緒に歌ったそうだ。クラシック、ロック、バラード、何でもござれの超偉大な音楽家を褒めたたえたのである。老若男女を楽しませ、良い気持ちにさせる人間なんて、やはりスーパースターであるのだとあらためて感じた。