この時期になると、殆どの市町村や学校で文化的なイベントが開催される。いつも思うことだが、相変わらず、例年どうりで知恵を絞ってという感がしない。メイン会場での踊り歌バンド寸劇、ちょっと名が知られたタレントのおしゃべり、講演会、フリーマーケット、ピザやパン、たこやき、焼きそば、カレーライス、お茶・・・。同時開催の市民祭と大学祭の特徴が徐々により明確になってきているように思う。それは、市民祭は年配者、大学は若者の集まりになってきているようである。大学にもお年寄りが、市民祭にも若者が進んで参加出来るような観点でこれらのお祭りを考えてみてはどうかと思う。それによって、催すテーマや内容に変化が出てくるのではないかと思う。また主催相互、市民の有識者によるアドバイス意見交流なども面倒がらずに、もっと積極的にやってほしい。とにかく、例年通り行うイベントこそ、実施総括や改革のこころをもって次回の企画、実施を行うことが大切である。