自民党総裁選で、候補者であった岸田首相自身が『政治の根幹である国民の信頼が崩れ、民主主義が危機に瀕している。』と淡々と語ったのが、非常に印象的であった。この言葉の持つ重大性を自虐的に前政権批判?として語り、新自由・新資本主義として発信したかったのかは、計り知れないが、一般社会でも、ボキャベラリーの貧弱性が目につき、誤りと知らずに、間違った使い方でも強引に通してしまっている現代を誠に遺憾に思う。菅前首相のコミュニケーション能力の酷さには驚いたが、彼を選んだ自民党議員の政治家としての資質も疑わねばならない。岸田首相に至っては、「しっかり」おじさんといってもよく、1分間に1回はこの聞きたくない言葉を発するから、是非治して、正しいコミュニケーションができるように願いたいものだ。
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