京都新聞日曜プラス頁の『クイズみんなで考えよう』が楽しみである。新聞を読み終わった後、数独、漢字の書き取り、クロスワードパズル、間違い探しの四つを毎週トライしている。特に、漢字の書き取りとクロスワードパズルは、忘れつつある漢字や日本語の正しい言葉を思い起こしてくれるために、大変有益である。奥義(極意のこと)、〇を持す(準備をして機会を待つこと)、険しいギョウソウ、面目イッシン、体が大きく立派な男性のことを表す漢字三文字、等々、今朝も勉強になったことが少なくない。
ブログ開設3650日目、すなわち10年間書き続けてきた。閲覧延べ数が2063592になった。地域活性化のための主催講座やウォーキングイベント、ファミリーヒストリー、郷土史研究、市民団体活動、国・地方自治体の政治や社会、ICT関連、・・・、その時々に思ったことを自己流で自由に発信してきた。しかし、ここ1年は、外出自粛で引きこもり、完全に話題不足で、雑になっている。加えて、長時間のパソコン使用による、視力の低下が著しい。今後は、無理をせずに、書かねばならない時にだけ、書きたく思っている。
コロナ禍の中、プロ野球が開幕し二週間が経過した。勝敗はともかく、今年入団のルーキーや入団2,3年の若い選手の活躍は、新鮮味があり、次のドラマがどう展開するのかがハラハラドキドキ感が高まり、より試合を面白く盛り上げることになる。思い切り振り回す将来の大選手、走攻守堅実にプレーする選手、速球と変化球をコンビネーションよく投げる投手、特別足の速い選手、・・・、超ベテランの選手に交じり、堂々とプレーする中で、その思い切り精神力が発揮されている。問題は、この状態が長く続かず、弱点がわかり、スランプになる時期が必ずあり、そこをどう乗り換えられるかが一流選手になる最大のテーマであることには、変わりない。
今一度、京田辺市の令和3年度施政方針・予算事業内容を見ていて、以前から疑問視していて、あらためて発信するが、前年度の実施事業の評価が不足し、また今年度の事業計画が施政方針とどのように結びつくのかの説明が不十分である。方針と具体的計画との関係図・つながりや実施プロセスを明確に解説した資料策定をすれば、さらに市民の理解度が増すだろう。PDCAの徹底、最近発信しだしたビジョン・アイデンティテーを大切に、よりよいまちづくりに取り組んでいただきたく思う。
今週末、どうしても避けられない親族イベントで春日大社に出向くために、自宅からの経路道順をGoogleストリートビューや地図で確認し、実際にドライブしてきた。奈良市内に入ると、30年前によく通過した、建物やお店があり、その当時の出来事を思い起こし、懐かしかった。奈良は、コンパクトな「いにしえの都」で、庶民的な感覚が気に入っている。ふと気づくと、目の前に鹿が現れたり、若草山や興福寺の五重塔が見える。5日のコロナ新規感染者が過去最多の67人となり、人出が多いかなと思ったが、そうでもなかった。いずれにしても、三密に十分留意した外出となる。
AI,IoT(すべてのモノがインターネットにつながる)などによるデジタル化が第4次産業革命を起こすといわれ、他国に遅ればせながら、秋にはデジタル庁が発足し、積極的なICT化進展が期待される。しかし、国会での予算委員会質疑を聞いていても、わかったようなわからない話が多く、首相・大臣・議員のICTリテラシー、勉強不足を痛感する。日本の将来像を描き、ビジョンを明確にしたうえで、デジタル化を展開するプロセス論議をしてもらいたい。大手銀行の頻発するトラブル、マイナンバーカードの利用不備などを見ていてもICT活用のレベルの低さ、取り組む姿勢に甘さがある。ICTのシステム化はハード・ソフトに加え、ルール手続きに基づいた人間が運営・運用することを頭に入れておかねばならない。そのすべてを自動化できないし、人は必ず過ちを起こすものであり、そのリカバリが完璧に可能なようにリスク管理が事前に出来上がってなければならない。先ごろ情報入力不備と報道があった健康保険証のマイナンバーカード化についても、医療機関がその取り扱いシステムを導入されていないのがほとんどであり、まだ使用できない。きっちりしたスケジュール(プレ、一般、本格)を明確化し、国民の利用できる時期を発信してほしい。コロナワクチン適用時期が不鮮明なのと同じだ。それにしても、何でもマイナンバーカードに集約するのは、現在の日本のICT実力、リスク管理から考えれば、賛成できない。悪評のマイナーバーカードですでに8800億円も使ってしまった政府総務省に開いた口が塞がらない。
「パナソニックの関係の会社ですが、お風呂や給湯器の点検で、~~~」という電話が、ここ二日間かかってきた。丁度その時に、手の込んだことをしていたので、別の日にということで断ったが、その電話番号が気になり調べてみると、あまり評判がよくない情報が掲載されている。また、昨年、インターネット・電話回線を変更したのだが、偽りの問題情報を流し、機器を販売する悪徳業者が出回っていると、連絡が入った。相変わらず、詐欺まがいの悪質営業が横行していることに失望感を抱くのと、個人の情報がたやすく流れていることに、あらためて驚愕している。世間が不安定な時期は、特にしっかりしなければと思うのである。
官公庁の人事異動の発表があり、お世話になった知り合いの方々との接触した場面が思い出される。合わせて、企業に勤める近所の若者が管理職に昇進昇格したと報告に来た。企業時代に最もやる気やモラルを高めたのが、1組織を任される時だっただけに、本人自身の意気込みが強く感じられた。それにしても、若者を幼児から知っているだけに、あの子がと驚きとともに、人間の成長にあらためて、感心させられている。
人として、生まれ生きている以上、幸せになりたいと誰しもが願う。しかし、現代はグローバルな分断展開で、ますます格差が広がり、貧富、教育、労働、人種、人的な優劣・強弱に拍車をかけている。北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動(べてるの家)を垣間見ると、人間本来の生きる尊さを学びとともに、今一度、本当の幸せを得るための暮らしをとり戻したく思うのである。弱きものが価値を持ち、堂々と生きていくには、自分たちの悩みや苦しみを共有化し、自らが解決策を作り出し、行動する。そのプロセスが眩しい。「強いこと」「正しいこと」に支配された現代社会において、「人間とは弱いもの」という事実に向き合い、そのなかで「弱さ」のもつ可能性と底力を用いた生き方に刺激を受けている。その神髄は、心あるコミュニケーションであり、三密を避けるコロナ禍の終息を願うばかりである。、
京田辺市の広報紙が読みやすくなり、読みたくなるような興味を抱く内容になってきて、うれしく思う。10年前から、他の市町村の広報紙を見比べ、よくできていると感じた、故郷松阪の市長や広報部署などを訪ねて学び、市の広報の方にも、HP,SNSなども含めて広報の充実を訴えてきただけに、やっとという感はするが、前進しだした。文字とイラスト・写真のバランス、整理・整備したレイアウト、などに好感が持てる。情報量の充実・A4化は9月よりということだが、タイムリー性などは、もっと、SNSを有益に活用してほしい。自治体の情報は、民間に比べて、情報のフレッシュさが甘く、スピード感を向上してほしい。また、広く、有益な市民の声を真摯に聴いてほしいものだ。