政治の不適応現象

地球的な環境・エネルギー・食料切羽詰った問題を前にして、日本の政治は、 背水の陣の名で従来路線か選挙や政権再編かで騒がれている。これまでの仕組みに組み込まれた人たちの勝ち組のリレーの結果が今日に至っているにも関わらず、頭の中を変えないで、あれこれやっても結果を得るはずがない。今、目の前で政治討論会をやっているが、どの政党にも「地球」の認識どころか「世界」の認識すら伺えない。これまでの大元の仕組みを変えない政策や対策をあれこれひねっても、事態をこじらせ長引かすだけだろう。そういう声が日本の内外からも殆ど聞こえないところを見ると日本の政治の不適応現象も暫く続くことになるだろうと思う。同じNHKだが昨日の特別番組の普通の人の話のほうが政治家よりはるかに卓越していた。

目の前の画面の政治家からはどの人からも固有の感覚の臭いもしないプラモデルのようだった。これでは無理だ。

バカボンのお父さん!早く出て来て!

 

 

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