世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
無駄使い
このところ、国の予算編成や、役人のお金の使い方などで、「徹底して無駄を省き‥‥」のフレーズが与野党を超え、よく聞く。私等の子供時代から、アメを買ってぺろぺろなめてると親から「無駄使い」「買い食い」と言われたしなめられた。無駄使いを省く事に誰も異論はない。それが「無駄使い」と言う言葉なんだから。ところで、国会や報道されている「無駄使い」はかなり怪しい。まず、無駄かどうかの基準を聞いた事がない。道路特別財源にしろ、役人のタクシー代にしろ、関わる内側のヒトにとっては無駄ではない。その外側のヒトにとって他の物と比較して、無駄だと言うだけである。後期高齢者の医療保険も、内側にいる老人にとっては無駄ではなく、その外にいて、予算をやり繰りする人には無駄であったに違いない。歳出するどの予算も、全体を見なければ優先順位も無駄も必要も割り出せないはずである。家庭ならどこもそれをやる。国はどうか?骨太の方針(予算の枠組み作り)でも、その後のシーリング(各歳出内容の上限設定)も秋以降の予算編成も、全体把握の作業や論議はない。その流れの中で、この秋には消費税や環境税など税の見直しが行われる。そのテーブルに着く前に昨日首相は「消費税」云々」と言われたようだ。手順を飛ばし、正直と言えば正直だが、政界の常識を裏付けた一言だった。
こんな常識の中で「無駄を徹底的に省く。」と言ってもそれほど意味はない。
誰でも通ると思われる「無駄使い」の言葉も、温暖化のせいか、
意味を成さなくなった。
ドバイ
低炭素社会革命
二酸化炭素の排出量の削減の対策を政府は低炭素社会革命と名付けた。二酸化炭素の削減は可能でも炭素(C)の削減は可能か?高校で習った化学では、確か元素と元素の化合や、分解は出来ても、元素そのものを変えることはは出来なかったのではなかったろうか?原子力などの事もあるが、炭素を燃やして(酸化させて)炭酸ガスを発生させる化学変化では炭素はなくならないはず。まあ政策のネーミングだからいいと言えばいいが、後につけた革命と言いどこか、怪しげ。
子供達は、社会から炭素を減らすことが出来ると勘違いしないか?