テクノロジー

ケニアで、日本の地図上の位置も分らない若者も「ニッポン」と聞けば即座に「テクノロジー」の言葉が返ってくる。ニッポンが世界の最先端の技術を持っていることは確かだろう。
 サミットを前にして、環境問題で技術をアピールし世界に貢献すると言うメッセージを発してる。気になる事も幾つかある。
 ①炭酸ガス削減の技術を持った日本は現在、京都議定書の削減目標どころか逆に炭酸ガスを増やしている。果たしてどれだけの説得力を持つだろう?
 ②どの分野も「技術」は重要な要素として併せ持っている。  しかし、技術はその用いる意思によって 目的と逆の結果を生む。目的や用い方は大丈夫か?
  ③(話は飛んで) 教育や囲碁でも技術は、はき違いや、思考を停止させる一面がある。  
   炭酸ガス排出量削減の技術は有効な一面を持ちながら、技術の開発や移転を商売とし儲けるために、膨大な資本とエネルギーを使い、

 環境悪化に作用しかねない。その動きを感じなくもない。

  

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