大宜味(おおぎみ)村の喜如嘉(きじょか)にある芭蕉布会館へ行ってきました。
芭蕉布は、江戸時代に江戸上りをした琉球使節団が着用していたので、当時から沖縄で作られていた。
布が黄色いのは、フクギかウコンで着色したのかな。
材料となるのは、
糸芭蕉です。芭蕉には3種類あって、実芭蕉がバナナ。背丈が低いのが花芭蕉。茎から糸を作るのが糸芭蕉。
糸芭蕉は、高さが2mになると上部を切って、茎を太らせます。
皮を剥いて、少しづつ外側から剥ぎ、さらに繊維質を取り出します。
昔の記事 大宜味村(4)芭蕉布 - 浜松沖縄横浜での暮らし
生産工程の一部です。
人力で行なう大変な作業です。
昔は沖縄では広く作られていたようですが、今では生産拠点が大宜味村の喜如嘉しかないようです。
芭蕉布会館の2階には作業部屋があり、実際に芭蕉布の制作過程を見ることが出来ます(入場無料)。
「2階の畳間で糸をつむいでいたようですが、どの工程段階でしょうか?」
2階では聞けないので1階に下りて受付の女性に尋ねると、「平良(たいら)さんの作業のことでしょうか。」と、逆に聞かれた。
「人間国宝の平良敏子さんが、2階にいるんですか?」「そういえば、ビデオに出てくる人と顔が似ていたなあ。」と、私。
「整経(糸によりをかける作業)をされていると思います。」という答を聞いて、また2階に上がると、確かに、3本くらいの糸によりをかけている工程だった。
平良さんは、戦後に芭蕉布を復活させた立派な方です。
この施設は伝統工芸の伝承拠点ですが、今は学ぶ人も100人くらいに減っているそうです。
芭蕉布の小物入れを、お土産にしました。
芭蕉布は、江戸時代に江戸上りをした琉球使節団が着用していたので、当時から沖縄で作られていた。
布が黄色いのは、フクギかウコンで着色したのかな。
材料となるのは、
糸芭蕉です。芭蕉には3種類あって、実芭蕉がバナナ。背丈が低いのが花芭蕉。茎から糸を作るのが糸芭蕉。
糸芭蕉は、高さが2mになると上部を切って、茎を太らせます。
皮を剥いて、少しづつ外側から剥ぎ、さらに繊維質を取り出します。
昔の記事 大宜味村(4)芭蕉布 - 浜松沖縄横浜での暮らし
生産工程の一部です。
人力で行なう大変な作業です。
昔は沖縄では広く作られていたようですが、今では生産拠点が大宜味村の喜如嘉しかないようです。
芭蕉布会館の2階には作業部屋があり、実際に芭蕉布の制作過程を見ることが出来ます(入場無料)。
「2階の畳間で糸をつむいでいたようですが、どの工程段階でしょうか?」
2階では聞けないので1階に下りて受付の女性に尋ねると、「平良(たいら)さんの作業のことでしょうか。」と、逆に聞かれた。
「人間国宝の平良敏子さんが、2階にいるんですか?」「そういえば、ビデオに出てくる人と顔が似ていたなあ。」と、私。
「整経(糸によりをかける作業)をされていると思います。」という答を聞いて、また2階に上がると、確かに、3本くらいの糸によりをかけている工程だった。
平良さんは、戦後に芭蕉布を復活させた立派な方です。
この施設は伝統工芸の伝承拠点ですが、今は学ぶ人も100人くらいに減っているそうです。
芭蕉布の小物入れを、お土産にしました。