正月に開催される箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の予選会が、立川の国営昭和記念公園で開催されたので、行ってきました。
36校から415人が参加し、各校の応援も含めてたくさんの人たちで賑わっていました。
成績発表です。緊張感が漂います。
予選会は、各校上位10人の合計タイムで競います。
一位は断トツの拓殖大学。
2位の国学院大と総合で247秒の差。
内訳をみると、個人1位のジョン・マイナ選手が、個人5位の国学院大の荻野選手に109秒の差を付け力走し、一人で全体の半分近くを稼いでいます。
ジョン・マイナ選手の記録は、20キロを58分23秒。
マラソンの世界最高記録2時間3分59秒の20キロ通過タイムが58分50秒なので、上回るペースです。
まだ1年生なので将来が楽しみです。本選でも大活躍するかな。
こちらは2位の国学院大学の陣地。
以下の写真は、成績発表前のもので、芝生に座って休息する選手たちを応援団や関係者が取り囲んでいます。
4位の中央学院大学の陣地。
9位までが本選に出場できます。専修大学が滑り込んで、法政大学は涙を飲みました。
9位と10位のタイム差(アドバンテージを含む総合タイムの差)は109秒なので、10位の法政大学は一人当たりわずか10.9秒の差で本選会出場を逃しました。
がっかりしている様子もステージ横のスクリーンに…。
会場内の人も、静まって、彼の気持ちを感じています。
総合成績は以下の通り。
1拓殖大学、2国学院大学、3帝京大学、4中央学院大学、5上武大学、6東海大学、7日本大学、8神奈川大学、9専修大学【9位までが本選出場、あと1枠は出場を逃した大学から関東学生選抜で出場】
10法政大学、11大東文化大学、12亜細亜大学、13順天堂大学、14国士舘大学、15松蔭大学、16創価大学、17流通経済大学、18平成国際大学、19麗澤大学、20関東学院大学、21武蔵野学院大学、22東京経済大学、23慶応義塾大学、24東京大学、25東京学芸大学、26立教大学、27学習院大学、28国際武道大学、29筑波大学、30東京理科大学、31横浜国立大学、32筑波大学大学院、33千葉大学、34東京大学大学院、35防衛大学校、36駿河台大学
上位10人がゴールした順番が画面の右端に出ていますが、大東文化大学は7位、亜細亜大学は9位でゴールしています。
しかし、アドバンテージタイムというインカレのポイントが加算されるため、両校とも落選し、神奈川大学と日本大学が予選通過しました。
大東文化大、亜細亜大学、順天堂大学は、箱根の常連校、優勝校なのに予選落ちして残念ですね。
なお、詳細な記録は下記のHPで見れます。
http://www.hakone-ekiden.jp/pdf/publicrecord_yosen87_all.pdf
http://www.hakone-ekiden.jp/pdf/publicrecord87_kojin.pdf
7位の日大です。成績発表前ですが、アドバンテージタイムのせいか、余裕が感じられます。
しっかりと、木陰に陣取っている大学もあります。
この学校も、遠慮がちにステージから遠い場所に陣地を構えていましたが、結果は24位と奮闘です。
公園は、コスモスが満開でした。
おばあさんの写真を撮っている、孫かな。
いいお天気で、よかったです。
テレビ放送があり、結果順位が出ていました。
あれっ?予選勝ち抜き9校の表示が間違っています。
順位だけでなく、出場校が…。
法政大学が出場になっていますけど、専修大学だったような。