今日は休みを取って、午前中は税務署で医療費控除の確定申告。
すぐに戻って、名護球場。
楽天との練習試合が13時にある。
早く行って並ぶのだ。
昨夜ローソンで、偶然隣のレジで買い出しに来ていた中田選手も、快調だ。
エメラルドグリーンの海のすぐそばにある球場も老朽化で、ファイターズも前半はアリゾナへ行ってしまった。
名護市はこれから取り壊して建て替えるという。愛着あったけど、プロ規格ではないよね。更衣室とかトイレとか市民レベルだし。内外野の席も少ない。
試合開始前にWBCに行く選手たちに花束贈呈。
試合は、ファイターズの勝ち。若い選手もたくさん出てた。
斉藤佑樹君も出てたけど、打たれて満塁になり、打たれて点を取られ逆転された。その間、後輩のルーキーが二回もエラーして気の毒だったけど、その石井選手が気迫の再逆転打を放ち、斉藤の黒星を消した。
野球には様々なドラマがあり、時には人々の生き方に影響を与えるが、球場が建て替わって、ドラマが思い出しづらくならないか。
年をとったのかな。
帰宅が22時過ぎて、スーパーの弁当もなく、夕食はコンビニで調達だった。
隣のレジに、ジャージ姿の中田選手らしき人がいた。揚げ物か何かを注文して待っている。
店員に「ファイターズの中田選手だよね。」と小声で確かめると、
うなづいて「従業員なので、話しかけられないんです。」という。
しっかりしたアルバイトだね。
近くのホテルにファイターズが宿泊しているが、同じコンビニ圏なのだった。
侍ジャパンの4番が、夜遅く、しかも雨の中、若手のために買い出しに来て、レジで支払っている。
偉いよね〜。
そういえば、先週の金曜日に球場近くの居酒屋21で呑んでいたら、カウンター席の隣の年配のカップルが北海道から来たファイターズのファンだった。
男性は優しそうなサラリーマンながら、休日には猟師となる方で、ヒグマを仕留めた写真をアイパッドで見せてくれた。
北海道の人は、趣味がワイルドでスケールが大きい。
沖縄の知られていない歴史とか伊江島や大宜味村、国頭村の見どころをお話ししたら、泡盛のボトルを頂戴した。懐も大きい。
女性が、中田選手の大ファンだった。
「中田選手はヤンチャですよね。」と探りを入れると、印象的な出来事があったという。
練習を終え、選手が引き上げるとき、出待ちのファンが長い列を作り、サインや握手を求めて待っている。
子供達や女性ファン、写真を撮る方もいて、長時間かかるし体も冷えるので、できるだけ頑張るけど、途中で切り上げてしまうのが普通だ。
だけど、中田選手はたった一人残って、サインを求める人がいなくなるまでサインをし続けていた。最後のサインが終わった時に、嬉しかったのかバンザイをしていた。
その姿を見て以来、中田選手のファンになったという。
分かる気がする。