車を運転していて、ゴリラチョップを通り過ぎた時、何か変な感じがした。
駐車場に何台か車が止まっていたが、「変な車」があった気がした。
ここは、ゴリラチョップ スカイブルー事件 が起きたところ。
もし、これがほんとなら、初めて見るし、二度と見れないかも…
Uターンして、引き返して、確かめることにした。
ゴリラチョップの駐車場に、車を止めた。
変な車は、やはり、実在していた。
車の屋根に、なぜか、草が生えている!
これは、どう理解すればいいのだろうか。
(仮説A)
車の手入れを怠っていたら、いつの間にか屋根に草が生えた説。
(仮説Aに対する見解)
カヤ葺きの屋根なら、飛んできた草のタネがカヤの間に挟まり育っこともある。
車の屋根には、飛んできた草のタネが挟まり、根が生えるような隙間がない。
車の屋根に、ペンペン草が生える話は聞いたことがないので、却下。
(仮説B)
地球温暖化対策のため建物の屋上を緑化するように、車の屋根も緑化した説。
(仮説Bに対する見解)
屋上緑化は、屋根の高温化を抑制し、エアコンの消費量増大を抑える効果がある。
しかし、車の屋根の部材は、高温化しても室内には伝わらない素材で、建物とは異なる。
屋上緑化は、植物の気化熱で熱が奪い、高温化を抑制するが、車はその必要がない。
したがって、地球温暖化対策として、エアコン消費量抑制のためとはならないので、却下。
(仮説C)
都市に緑を、緑化空間拡大のために、車の屋根を緑化した説。
(仮説Cに対する見解)
「あるべきところに、あるべき緑を」という考えにはそぐわない。
「ありえないところに、ありえない緑」という考えで、不自然。
見た目が美しい緑化にするのは、相当な手間暇が必要。
基板設置などの車両改造コストや、水遣りなどの維持管理費が相当かかると思われる。
この手法が、他車に普及していくとは考えにくいので、却下。
思いついた仮説は、3つとも却下されてしまった。
まだ、他に仮説があるのだろーか。
何のために、緑化したのでしょうか。