28日㈰午前中、事務所にて来客。
16時からは、元レバノン大使の天木直人さんを招いてのミニ勉強会に出席した。最近、父が知り合い、綾部には初めてお越しになったそうだ。
天木さんは、お父さんの転勤に伴って、広島県、三重県、岐阜県、京都府の小・中学校を転々とされたそうだが、京都市の北野中学校から洛星高校、京都大学に進まれ、京都で過ごされた期間が一番長く、一番愛着が深いとおっしゃっていた。
過去の東南アジアや中近東、アフリカでの経験、そこには常にアメリカの存在が影響を及ぼしており、そこから見えてくる今後のイスラエル・パレスチナ問題、米中・米朝問題についての解説を聴かせていただいた。
これからの日本の安全保障を考える際の大いに参考になるお話だった。
夜は別件にて、お祝いの会の打ち合わせ。
29日㈪、朝から京都へ。議会運営委員会の議会改革検討小委員会に出席し、昨年度の政策提言型特別委員会についてのヒアリングを受けた。
委員長を経験した立場として「運営は難しい面もあるが、委員会は充実するので、ぜひ継続して試行実施してほしい。運営をスムーズにするには、大枠のルールをもっと細かく理事調整会議で決めていただいて、その上で正副委員長に任せてほしい」と意見を述べた。
12時半から議員団会議、15時から予算特別委員会に出席した。
30日㈫、12時半から議員団会議、13時15分から本会議にて全ての議案を可決し、6月定例会が閉会となった。
本会議では10年務められた山内修一副知事の退任が報告され、新たに古川博規企画理事が副知事に選任された。
山内副知事は、私が府議になった時にはすでに副知事を務めておられ、この9年間、大変お世話になった。林田、荒巻、山田、西脇の4人の知事に仕え、京都府の発展に尽力された功績に深く敬意を表し、これからもお元気でますますご活躍されんことをお祈り申し上げます。
新たに就任された古川副知事は私が府議になった頃は広報課長であったが、その後、商工労観光部副部長、観光政策監を経て、昨年度は文化・スポーツ部長をしておられたので、文教常任委員会でご一緒していた。まだ55歳とお若いので、西脇知事を支えて力を発揮されることだろうと思っている。