21日㈮、午前中はよく雨が降った。午後からは雨も上がり、綾部で新たに「オーベルジュ」(郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストラン)を開店される物件の解体現場を見学した。
これまでの「農家民宿」よりは少し価格帯も高めだが、京都の祇園から移ってこられるので本格的な京料理はもちろん、長期滞在のお客様にも飽きさせないバリエーション豊かな料理が楽しめるお店を目指されるそうだ。
一日一組限定で、ペット連れでもOKにしたいとのことだった。綾部の里山風景も楽しめる造りのお店にするべく、今後、設計していきたいとおっしゃっており、楽しみだ。
また、京都から綾部に移ってこられる理由は、商売だけでなく、地域づくりにも参画したいとのことで、今回の移住は「人材誘致」「人脈誘致」にもなると期待している。地元の連長さん、自治会長さんにもご紹介し、夕方には市長にも面会していただいた。
今日は京都武田病院の武田敏也理事長が綾部にお越しになっていて、挨拶させていただいた。武田理事長には老健施設さくらホームや特養はなみずきを綾部で経営していただいている。
武田理事長はテレワークやワーケーションに興味を持っておられて、綾部をそういう場所にするために協力するよとおっしゃっていただいた。京都府の南北格差解消に向け、またゆっくりとご助言いただくようお願いした。
夜は自民党綾部支部の役員会を開催。6月に予定していた総会は緊急事態宣言が延長される可能性も高く、今年はやむなく書面決議とすることなどを決定した。
役員会では府政報告もさせていただき、土木・農林の今年度の事業箇所、府内産木材利用促進条例について、ツキノワグマのレッドデータブックでの取り扱いなどについて説明した。
23日㈰、8時から「車椅子駅伝発祥の地」の石碑除幕式に出席した。車椅子駅伝は昭和57年に綾部市で最初に行われた競技であり、それを顕彰する碑が市民有志の皆様によって建立された。
私は「綾部市が車椅子駅伝発祥の地」であることを10数年に知った。それは車椅子駅伝の発案者であった野々垣亨さん(元綾部市議会議長)に聞いたからだ。その際に同時に福祉を拓く市民の会という政治団体を引き継ぎ、「福祉はいろんな思惑を持った人たちに利用されやすい。政治にも利用されるが、福祉と政治の関係は福祉が政治を利用しなければならない。政治は障害者や高齢者にとって住みやすい環境を作っていくのが仕事。その方々に《実》のある活動をしてほしい」と思いを託された。
除幕式ではそういった経緯を述べ、障害があっても同じように暮らせる地域の実現に今後も努力したいと挨拶した。
その後は一日、事務所で事務仕事。六月議会では久しぶりに一般質問をすることになっており、その質問内容について情報を集めて検討を始めた。
午後は自民党青年局主催のきょうと自民党青年政治大学校の最終講座をオンライン視聴した。ゲストにはワクチン接種担当の河野大臣補佐官である小林史明衆議院議員にもオンライン参加いただいた。
この日は二ノ湯真士青年局長の最終事業であり、6月からは森田守京都市議会議員が新しい青年局長に就任されることになっている。
私は今年3月に47才になり、45才までの青年局世代は卒業し、直前青年局長としての役目も終了したので、今後はさらに一歩離れながらも青年局活動に協力していきたいと思っている。