午後、宇治市の茶業会館で府議会農商工労働常任委員会の《出前委員会》が開催され、今日は委員として出席した。
「宇治茶振興について」というテーマで、府茶業会議所の杉本貞雄会頭などから、活動内容の説明を聞いた後、意見交換を行った。
《宇治茶》とは、「京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で、京都府内業者が府内で仕上げ加工したものである。ただし、京都府産を優先するものとする」と定義されている。
最初、試験的に「府内産茶葉50%以上で、ブレンドは奈良、滋賀、三重産に限る」と定義されていたが、府内産茶葉の確保が難しく、変更されたことについて質問した。
綾部からも優良茶葉が宇治に出荷されているので、宇治市周辺で茶園の確保が難しいのだとすれば、中丹地区でももっと生産できるよう京都府も頑張れば良いのではないかと思ったが、「宇治茶は宇治茶であって、京都のお茶ではない」とのお答えだった。
綾部市は、宇治茶を確立した上林氏が出た土地であり、上林城には現在、上林山荘があると説明したら、皆さん初めて聞かれたような感じだった。
歴史・観光の立場から、「ぜひ綾部にも観光ウォーキングでお越し下さい」とお願いした。
杉本会頭は「分かりました。綾部からも良いお茶を入れてもらっているので感謝しています」とおっしゃった。
この模様は、夜のNHKニュースで報道されていたそうで、輝くんが連絡してきてくれた。
夜は、京都で会食。先の衆院選で、あちこちの陣営に関わっておられた方と会って、お話をお聞きした。