私の記憶に間違いがなければ、前回の“気まぐれアイドル”は「強くブレーキを踏めば、きっちりアイドリングストップする」と言われた私が、実際に止まる時にやってみたけれどイマイチ… という話だったと思う。
そして今回、久々にその“気まぐれアイドル”に乗ったのだが、そのバスのアイドリングストップは気まぐれでも何でもなく、単なる私の認識及び理解力不足から「気まぐれなバスだ」と思い込んでいたことが分かった。そう、強くブレーキを踏めば、きっちりアイドリングストップするのである。人を乗せて走っているので、止まる時に“強く踏む”には限度がある。だから、止まってからグイッと強く踏み込めば良かったのだ。
そもそも、私が「そのバスは、振動や衝撃によってアイドリングストップする」と思い込んでいたのが間違いのもとで、単純に“ブレーキペダルを深く踏み込めばアイドリングストップする”というのが正解だったのだ。
それならば、以前にも書いた【アイドリングストップしないままバス停で時間調整して、「さぁ発車だ!」と扉を閉めたらアイドリングストップしてしまった】ということにも説明がつく。扉を閉める時、ほんの僅か私の足に余計な力が入り、止まっていた状態よりも少しだけブレーキペダルを深く踏み込んでしまったのだろう。
これでもう“気まぐれアイドル”に振り回されることもない(そんなことで振り回されていた運転士は他にいないだろうけど…)。しかしまぁ、よくよく考えてみれば、バスよりも運転士(私)の方がよっぽど気まぐれだったりして… ん? ようやく気が付いたかって!? ハハハ…