バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

毎年同じことを書いている!?

2011年03月21日 12時33分42秒 | バス運転士

毎年のことながら、この時期の車内温度調整は特に難しい… というか、分からない。朝、乗客が少なければ寒いし、乗客が増えてくれば寒くなくなり、さらに増えて満員になれば暑いだろうし… もちろん、逆に乗客が少しずつ減っていく場合もある。

つまり、暖房を入れて出発して… 途中で暖房を切って… しばらくして天井の換気口を開けて… さらには換気扇を回して… それでも暑そうならば送風して… 場合によっては逆順に操作する。

乗客が寒いと感じているかどうか… それはほとんど私の“勘”なのだが、まったくの当てずっぽうではない。終点で忘れ物チェックをする時に「さっきまであれだけの人数が乗っていて、扉を開けて外気が入って“車内観覧席”はこれくらいの温度かぁ…」と、一応“考えて”いる(つもり)。

ただ、途中で乗客の誰かがくしゃみをした時には迷いが生じる。「ありゃ? 寒いのかな?」「いや、花粉症の可能性もある」「オヤジが鼻毛を抜いただけかも…」などとアレコレ考えてみるものの、結局は私の“勘”なのである。だから、たまに失敗することもあるかもしれませんが… お許し下さい。

追伸 バスの冷暖房機器の能力には限界があり、車内温度は座席の位置によって大きく異なるので、すべての座席が適温になるとは限りません。というか… 無理だと思いますので、予めご了承ください。