バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

♪「やめろ」と言われてもぉ~

2011年10月06日 14時16分22秒 | バス運転士

「クラクションを鳴らすな」と言われても… 普段からちょいちょい“練習”しておかないと、「いざ!」という時に鳴らせないんだよなぁ… これは、事前に避難訓練をやっておくのと同じ感覚とでも言えば分かりやすいかな?(この屁理屈野郎!)

まぁ、それは半分冗談として… 先日、ついつい「プッ」と鳴らしてしまった。バスレーンくねくね路線のバス停ゾーンの“バス1台分”をマイカーに占拠されていたのだが、私のバスは“2台目のスペース”に着けられたので問題なかった。

しかし、すぐに後方から別のバスが来てしまった… バス停に乗客の姿はなく… 前方のマイカーたちの車間距離には余裕があり… 私は「少しずつ詰めてくれれば、後方のバスも降車扱いだけはできる」と思った私は“ほぼ反射的に”鳴らしてしまったのである。

すぐにマイカーたちは少しずつ前進してくれたので、後方のバスもバス停に前扉を着けることができた。そして、赤信号の内に降車扱いをして、青信号でみんな一緒にスタート… お陰でスムースに流れることができた。

また、ある交差点の信号が青に変わって発進… と思ったが、私の前(先頭)の車が動かなかった。「どうしたのかな?」と思ってよく見ると、その車のドライバーが携帯電話を操作していたのである。

待たされているのが私のバスだけならば、黙って待っているのもいいだろう。それでバスが遅れても仕方がないだろう(上司からそう言われているのだから!)。しかし、私の後ろにも何台もの車が待っているのである(その車のドライバーたちは、バスの前で何が起こっているのか分からずに…)。

ということで、当然のように私は「プッ」とクラクションを鳴らした。すると、前の車のドライバーは慌ててスタートして、私のバスも交差点を通過することができた。後方の2~3台は“被害”を受けてしまったかもしれないが…

それらのクラクションに対して苦情の電話があったとは聞いていない。たまたま“地雷”が無かっただけと言われればそれまでかもしれないが… 上記のような状況で「なんだ! クラクションなんか鳴らしやがって! 危険防止のため、やむを得ない場合だけじゃないのか!」と言われたとしても、それをそのまま受け入れてしまうのは…??? やっぱり“前方スピーカー”を付けるべきだな。ハハハ…