週末、某駅で乗った若い男性が「(現金で支払うのに)5千円札しかないんで…」と言った。それで、私の両替カバンの千円札10枚の内、5枚がなくなった。それから一時間も経たないうちに、あるバス停から乗った女性が「1万円札しかないんですけど、土日切符(600円)を買えますか?」と言いながら乗ってきた。それで、先程の5千円札と手持ちの千円札4枚がなくなった。残った千円札は僅か1枚… 「自分の1万円札を崩しておこう」と思った私は、コンビニで買い物をすることにした。
本音は「千円以下の安い買い物をして、9千円以上のお札が欲しい」のだが、日頃から「そういうことは失礼だ」と考えている私は3千円の買い物をした。これで、残っていた千円札と合わせて8千円分のお札を確保、「もしもこれで足りなかったら5百円玉などの小銭で勘弁してもらおう」と思った。その後、一人が千円札で土日切符を買ったので、お札が9千円分になったのだが… また、それを狙っていたかのように、若い女性が「土日切符ください」と言いながら1万円札を出したのであった…
その翌日、再び某駅で… 発車時刻になって一人の外人さんが駆け込んできた。そして財布を取り出しチャラチャラと200円を… チャラチャラと探し… しかし、ちょっと足りなかったようで、「イチマンエンサツデ…」と言った。「少し時間がかかるな」と思った私はアイドリングストップさせて両替カバンを手に… と、そこで外人さんが「チョットマッテ…」と言いながら、財布の中からICカードを取り出したのである。そして「ピピッ!」と精算して、運賃は“(地下鉄からの)乗り継ぎ割引”が効いて120円であった… えっ!? なぜ最初から出さなかったのか…???
あるバス停から若い女性が乗って「一日券ください。万札しかないけどいいですか?」と言った。“まんさつ”という言葉に“賭場のイメージ”を持っている私は少し驚き、思わず顔を見てしまった。が、特にそのような雰囲気もなく普通の… まぁ“人は見かけによらない”と言うからなぁ… 背中に鮮やかな“緋牡丹”が咲いていたりして!? ハハハ…(昔の任侠映画じゃないんだから…)