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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

“割り込みは恥だ”と思う日本人

2011年10月20日 21時44分58秒 | バス運転士

昨日の“遅延原因”となった工事箇所のように、左車線から右車線(またはその逆)へ「ごめんね、入れてちょ~、ありがとさん!」とやる場合… 多くの日本人は早い段階で車線変更する。「この先で車線変更しなければならない」と分かった時点で、すぐにやってしまうようだ。

昨日、工事箇所の手前50mくらいのところにあるバス停に、乗客がいるのは見えていたのだが… 3台前のマイカーが“バス停よりも20~30m手前(つまり工事箇所の70~80m手前)”で車線変更しようとして止まってしまったのである。

その先、工事箇所まで車は一台もいないのに… ずずずぃ~っと前方へ行ってくれれば、バス停に着けられたのに…。。。当然、右車線も渋滞しているので、その状態のまま動けず… その先の長い赤信号が青に変わるまで待つしかなかった。

信号が変わって車が動き出し、ようやくバス停に到着した。すぐに乗降客扱いをして、いざ発車… 「こういう場合、工事箇所の直前まで、二車線たっぷり使えばいいのに!」と思っている私だが… バス停で止まったまま右ウインカーを出して、そこで右車線に入れてもらおうとしてしまった… 所詮、私も日本人なのである。

ちょうど前方の信号が赤に変わったところだったので、「どうせ止まるんだから、すぐに入れてくれるだろう」と思ったのだが、後続車に「入れてやんねぇ!」とばかりに車間距離を詰められてしまったのである。「プチッ!」と来た私は「ブォ~ン…」と工事箇所まで前進して、そこで入れてもらったのでありました。あぁ、めでたしめでたし…