先々週の土曜日、私は朝から昼過ぎまで某駅を発着する路線を走っていた。その後、“バスレーンくねくね路線”を走るため、営業所でバスを乗り換えた。すでに朝から使われているバスだったので、細かい点検などは必要なかった。そして二往復する内の一回目… 毎週おなじみの「土日切符ください」に遭遇しながら、何事もなく市内中心部に到着した。
ところが、午後4時過ぎの復路で異変が… あるバス停での降車時、男性が昼間専用(平日は朝10時から午後4時までしか使えないのだが、土日祝日は朝から晩まで使える!)の磁気カードを機械に通そうとしたところ、何度やってもエラー音が鳴り響いて使えなかったのである。私は、カードの歪みや折れ、裏面の記録などを見たけれど、特に異常は見られなかった。
男性が「行く時には使えたんだけどねぇ…」と言うのを聞きながら、私は「何か他に考えられる原因は…???」と考えた。そして「まさか…」と思って運賃箱を見たところ、昼間割引の設定が“平日状態”だったのである。もちろん、すぐに設定変更して解決したことはしたのだが…。。。
土日切符は“土日祝日および毎月8日”に使えることになっている。また、運賃箱は基本的に“平日設定”になっている。だから、土日祝日の朝には“運転士が手動で運賃箱を休日設定にしている”のである。ところが、毎月8日だけは運賃箱が“自動的に”土日切符を受け付けるようになっている。
つまり、先々週の土曜日… 8日の朝に“休日設定”を忘れてしまっても、土日切符が受け付けられてしまうので、それだけでは気付かないのである。それが夕方になって、今となっては珍しい磁気カードが私の前に登場して… 「あれまぁ!」となったのである。気を付けなければ…
追伸(独り言) それにしても“8日だけ”自動ってのは中途半端だよなぁ… 土日も自動にすればいいのに… 祝日は変わるから駄目だろうけど… ということは、やっぱり中途半端になっちゃうのかぁ… もう全部“手動”でいいよ!