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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

女心も子供心も分からない男

2011年10月13日 11時07分13秒 | バス運転士

先日、頭の中が混乱したまま某駅に到着した時… 一人の女子中学生が前扉の外までやってきて「すいません、○○方面へ行くバスはどこですか?」と言った。私は「えぇ~っと… そこの●番のりばですね」と答えた。しかし何か不安そうだったので、私は「ちょっと待ってて…」と言いながら、バスを待機場所へ移動させた。

すぐに●番のりばへ行くと、彼女はバス停を見ていた。私が「この○○停へ行くのは◎◎行きのバスなので…」と言うと、彼女は「△△停はどこですか?」と言った。私がそれに答えると、「□□停はどこですか?」「××停はどこですか?」と続けて聞かれたので、私は「地図を見た方がいいですね」と言ってバスに戻った。

私が持ってきた地図を開くと、彼女は「私の家はこの辺なんですけど…」と言いながら指を差した。私が「そうなると、☆☆停ですね」と言って時刻表を見ながら「えぇ~っと… ん?(一瞬、目を疑った私…) 10分くらい前にバスが出たばかりで… 次のバスまで2時間半も…」と言いかけると、彼女は「えぇ~っ!?」とショックを受けていた。

すぐに私のボケ脳内で“路線検索”をして… 「※※駅から◇◇駅行きのバスに乗った方がいいかもしれませんね。そのバスも1時間に1本しかありませんが、その方が早いと思います」と言うと、彼女が「※※駅へはどう行けばいいですか?」と言ったので、私は少し驚いた。相手は通勤客でも何でもない… “基本的な生活圏は自宅周辺”の中学生なのである。

私が改札口まで行って、ホームの案内板を指差しながら「こっちの階段を上って…」と言うと、彼女は「※※駅で降りて、◇◇駅行きのバスですね?」と復唱してから「ありがとうございました」と言って、私に不安一杯の背中を向けた… 最初からもっと丁寧に話さなければいけなかったか… 子供もいない独身のオッサンには、“何歳の子供はこんな感じ”というのが分からないのである。ならば! それを知るために… 0歳児から中学3年生まで、十数人の子供を持った女性と結婚でもするか!?(おいおい… あんたの年収を考えろよ!)