バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

老いも若きも“ながら族”

2012年10月09日 22時43分48秒 | バス運転士

ある交差点の手前で信号待ちの列に並んでいたところ、後方から“ちょっとだけ逆走しながら”右折レーンに入って行ったマイカーがいた。私は「まぁ、これくらいは… よくある光景だからなぁ…」と思って見ていた。

すると、私のバスの後ろにいたと思われるマイカーが、さきほどのマイカー同様“ちょっとだけ逆走しながら”右折レーンに入って行った。私は「どうせすぐに右折できないんだから、そんなに慌てなくても… でも、自分よりも後ろの車に先に行かれるのは嫌だろうな」と思って見ていた。

信号が青に変わり、先頭の車から徐々に動き出し… なんと、右折レーンに入って行った2台目のマイカーが、直進および左折レーンに割り込んできたのである。そのマイカーは直進、私のバスも直進… 2台の間の車はすべて左折… ということで、私のバスはそのマイカーの直後を追走することになったのだが… 何となく動きが変だった。

その後の赤信号で止まった時に見てみると、そのマイカーのドライバーは携帯で電話中だったのである。しかも“仕事関係で、止むを得ず”という感じではなく、ゲラゲラと笑いながら話していたのだった… まったく… 私と同じように“アレをしながらコレをする”のが苦手なクセに… 危ないから止めろよ! と思った。

帰宅途中… 私が一時停止の交差点を通過しようとしたら、右から左へ自転車に乗ったお婆さんがス~ッと目の前を走って行ったのだが… 携帯の画面を見ながら、右手で操作していたのである。そういうことは“高校生の特許”だと思っていたのに… まぁ、そのお婆さんが若いと言えば若いのかもしれないが…(少なくともオマエよりは器用だな。ハハハ…)