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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

極めて限定的なデジタル時計恐怖症

2012年10月20日 20時56分28秒 | バス運転士

以前、「運行セット画面のデジタル時計が“すべて”である」という話を書いたような… 書いてないような… 例えば「バスが早ぅ行ってまったがや!」という苦情があった場合には、その機械に記録されている時刻で“運転士の有罪・無罪”が決められる。

それなのに、ボケな私は「その時計の時刻(年・月・日・時・分・秒の数字が同じ大きさで一列に並んでいる)を見間違えることがある」という話も、その時に書いたと思うけれど、それ以後にも危ないことがちょいちょい…

営業所前ターミナルのバス乗り場で、前述のデジタル時計を見て「もうそろそろ発車時刻だなぁ~」と思って、エンジンをブルルンと掛けたところで…

もう一度、その時計を見たら“まだ2分くらい早かった”のである。一瞬、迷った私は「今日の車内はちょっと暑いし… 早めに冷房を入れたってことで…」と自分に言い聞かせて、そのまま発車時刻まで待った。

また、ある始発地点でも… その時計を見て「あれまぁ、もう発車時刻だがね!」と思って、慌てて車内案内をして、扉を閉めて発車… と、そこで私は気が付いた。まだ1分ほど早かったことに…

そして「あ、すいません… まだ少し早かったですね」と言いながら、バス1台分だけ前進したところで止まり、再び扉を開けた。私は「このバス停は終点の降車停と兼ねていて、すぐ後ろに到着バスが来ることもあり… その時には、後ろのバスに場所を譲るために、これくらい移動することもあるから…」と自分に言い聞かせた。

まだ“この程度”で済んでいるからいいものの… 「いつかやってしまうのではないか?」という恐怖感に苛まれている私… もちろん、発車までに(発車してからも)何度も“その時計”を見ているのだが… あぁ、もう自分が信用できない… やっぱり、宝くじで大金をゲットして“松井専用ガイドさん”を雇うしかないなぁ~!