昨日、朝の市内中心部に到着して、忘れ物チェックして、横向きの客席に座って束の間の休息… っと、大腿部に何やら冷たいモノが!? 私は反射的に立ち上がり、左手でズボンを触ってみたところ… 案の定、濡れていた。
座席をよく見ると、私の左大腿部があった場所には“茶色の液体”が… 単純な私は、いつかの“無色無臭の排泄物らしき液体”のことが頭を過ぎり、「今回は茶色… まさかウ×コの!?」と思ってしまった。それなのに! 馬鹿な私の左手は勝手に動いてしまい、わざわざ「やはり濡れている」と再確認した。
さらに、私の左手は当たり前のように鼻の前に… そして「ん? この臭いは… 何だっけ? 何処かで嗅いだことがあるのだが… そんなことよりも、とりあえず何とかしなければ!」と、前回同様ポケットティッシュを使って“手で触れても濡れない程度”にまで座席を回復させた。そこで時計を見ると、発車時刻まで3分を切っていた…
大急ぎで公衆トイレへ駆け込み、手を洗ってバスを乗り場へ… おばさんとお爺さんの2人だけを乗せて、案内もそこそこに発車した。その後、少しずつ落ち着きを取り戻した私は「そういえば… あの茶色の液体は、前回のような位置(座っていた人のお尻の中心と思える位置)ではなく、座席の縁ギリギリのところだった。しかも、数滴の液体がポタポタと落ちたような跡だったなぁ…」と思い出していた。
そして「そうだ! あれは醤油の香り… つまり、今回の液体は排泄物の漏れなどではなく、弁当箱からの液漏れに違いない」と結論付けた。まったく人騒がせな… というか、私が“座席の液体=排泄物”と思い込んでしまったのがいけないのか!
まぁ、とにかく… 偶然とはいえ、今回は私が被害者で良かった。しかも“有色有臭”だっただけに、もしも綺麗に着飾った女性が座っていたらと思うと… えっ!? それがキッカケで付き合いが始まるかもしれいないって??? なるほど、そりゃ名案! ということで座席チェックは手抜き… すると、そこに“怖いお兄さん”が座って、私は終点でボコボコに…(ま、そんなもんだろう)