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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

大きな音にドキッ! 小さな音に???

2015年01月16日 20時39分10秒 | バス運転士
昨日、某駅の降車停から待機場所へ移動… 最後にバックしている時だった。突然、何かの警告音が鳴り響いたので、ただでさえ“バックでぶつけた”ことがある私は「なに、ナニ、何!? 緊急事態???」と、お馬鹿タレントのようなプチパニックに陥ってしまった。

が、何とか無事に待機場所で止まった時、背後のスピーカーから上司の声が聞こえてきたので、「あ、あぁ… なんだ、無線連絡か… ビックリしたなぁもぉ~!」と安心したのも束の間、頭の中が真っ白になっていた私は、無線機を前にして「どうするんだっけ?」と呆然と立ち尽くしていた。

しばらくして… 一応、声を出してみたけれど、話が通じているかどうか分からないまま… 結局、無線機の向こう側の上司から「携帯へ掛け直します」と言われるという… 一番恥ずかしい結末になってしまった。「無線連絡が入った場合、運転士側は何も操作する必要はなく、話の終わりに“どうぞ”と言う決まりがあるだけです」と… 言われて思い出した私であった。

約10分後、某駅の乗り場にバスを着けて乗車客扱いを始めたのだが… なぜか、ICカードをタッチさせた時の「ピッ!」という音がすごく小さくなっていたのである。私は「あれ? ついさっきまでは正常だったのに… まぁ、でも… 精算できないわけじゃないから…」と思っていたのだが… 多くの人がICカードを使って乗車する時間帯だったので、「あれ? 精算されてない!?」という表情を見せながら再度タッチする人が続出した。その度に、私は「はい、大丈夫です。ありがとうございます」を繰り返していた。

そのまま一往復して某駅に戻った時、私は「電気系トラブルは主電源のオフ&オンで直ることが多いから… とりあえず主電源をオフにして、トイレへ行ってこよう。それで駄目だったら営業所へ電話しよう」と思った。約3分後、トイレから戻って主電源をオンにすると、いつものように運賃箱が「(ロックされている運賃箱を稼働させるために)運転士IDカードをタッチして下さい」と言ったのだが…

なんと、その声までもすごく小さくなっていて… さすがにボケな私も「おや?」と気が付いた。早速、運賃箱と運転席の間に置いてあるマイバッグと“その上に置いてあるダウンジャケット”を確認したところ… ダウンジャケットが半分ずり落ちていて、運賃箱のスピーカーを塞いでいたのであった。あぁ~ その前の一往復に乗られたICカードの方々… 申し訳ございませんでした。このボケは死ぬまで… 死んでも… 生まれ変わっても、治らないだろうなぁ~ グスン…