バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

気分フワフワドキドキソワソワ…

2015年01月21日 20時57分14秒 | バス運転士
今朝、それほど交通量の多くない片側二車線の道路を走っていた時のこと… 100mくらい前方、バス停の直前に1台の普通車が止まっているのが見えた。私は「バス停との距離はどれくらいあるのだろう? いずれにせよ、車線変更しなきゃいけないだろうなぁ~」と思いながらチラッと右ミラーを見て、右後方を走っている軽自動車を確認した。

バス停まで20~30mに近付いた時、普通車の止まっている位置が“ほとんどバス停の真横”であることが分かったので、私は「これは移動してもらわないと駄目だ」と思って、軽くクラクションを鳴らした。すぐに普通車は発進、私はバス停で止まって降車客扱い… と、その時! 「キッ、ガシャ~ン!」という大きな音が聞こえたのである。

反射的に音源の方を見ると、30~40m前方の交差点を右から直進してきたと思われる箱型自動車と、私の右後方を走っていた軽自動車が“とても激しいキス”を… その時、私から見た信号は赤で… 間もなく青に変わったところから、軽自動車の信号無視が主な原因と考えられる。

私は、左車線にバラまかれた車の破片を避けて右車線へ… そのまま運行を続けたのだが… 何か分からないけれど落ち着かず… その後、回送で営業所へ向かっている間ず~っと、♪気分フワフワドキドキソワソワ~(この本歌を知っている人は少ないかも!?)で、「自分も事故を起こすんじゃないか?」と思ったくらいであった。

事故の当事者が大事に至らなければいいけれど… などと心配していたら、当事者同士が「バスのクラクションに動揺して信号が見えなかった」「そうだそうだ、バスの運転士が悪い!」「だよなぁ~!」「よし、とりあえず土下座させよう!」なぁ~んて盛り上がっていたりして…??? ま、それならそれで、元気な証拠ということで安心なんだけどなぁ~! ん? そうなったらオマエは土下座するのかって? いやぁ~、土下座どころか靴まで舐めちゃうよ! ハハハ…(ウソ)